今朝はJ・S・バッハのカンタータ第132番が紹介されます。彼のワイマール時代の作品です。

 

最近は「バッハ全集」に入っている彼のカンタータを1曲すつ聴いていっています。

 

しかしたくさんの作品がありますが、どれも手抜きをした形跡がないのです。これは驚きです。

 

ただ彼は、時々自身の過去の作品を若干手を入れて自身の作品に組み込むことを行っています。

 

こうした場合では、彼は世俗作品を協会音楽に編曲しましたが、その逆はまったく行っていません。これは彼自身のポリシーによるものなどでしょう。

 

それにしても彼がライプチヒのトマスカントールに就任してから数年間、妃毎週日曜日ごとに彼の新作の教会カンタータを聴けたとは、何と幸せだったことでしょうか。うらやましいくらいです。

 

(追加分)余った時間に彼の「パッサカリア・ハ短調」が紹介されました。バッハのオルガン作品の中でも「傑作」と呼んで差し支えないような作品です。この作品を20代で作曲出来たとは驚きです。私の大好きなバッハのオルガン作品です。