日本プロ野球をみると、以前と比べて目立つことがあるのです。

 

たとえば新人選手がデビューして、いきなり好成績を上げるケースが目立ちます。これは決して良いことではないと思うのです。

 

つまりこれはプロ野球のレベルが低下していることが原因だと私は思っています。レベル低下の原因は、優れた選手がメジャーリーグに移籍したことが原因の一つです。

 

また、プロ野球では、打者のスイングが以前に比較してアッパーカットスイングになっているように思えます。おそらくホームランを狙っているのでしょう。これもまた米メジャーリーグの影響だと考えられます。

 

さて掛布雅之と落合博満です。

 

私の記憶では、この2人は最後までバッターボックスに入った時、手袋をしなかった選手だと思っています。今では脚や腕にも防具をつけている選手も目立ちます。彼らが手袋をつけずにバッターボックスに入った最後の選手ではないでしょうか。

 

ただ誤解しないでいただきたいのは、私は防具をつけてバッターボックスに入ることを非難している訳では決してないということです。時代時代によって違っていてもよいと私は思うのです。

 

さて、掛布雅之の珍記録です。彼は349本塁打を打っていますが、その中にサヨナラホームランを1本も打っていないのです。これは珍記録と言えるでしょう。さらに本塁打も含め、安打を1656本打っていますが、その中にはサヨナラヒットがたった1本しか打っていません。これは本当です。掛布くらいの打者にしてこのような珍記録を残してしまっているのです。