日本共産党の田村智子委員長は12日、国会内で記者会見し、東京都の小池百合子知事が都知事選挙(20日告示、7月7日投票)に、立候補するする意向を表明したことについて問われ、「都知事選の対決構図が明確になった。自民党政治そのものの小池都政、国の自民党・公明党の政治に対する審判を下す選挙になる」と述べました.

 

田村氏は、市民と野党の共闘の候補者として、無所属で立候補を表明している蓮舫氏の勝利に全力っをあげると表明。「緑を削り、暮らしはそっちのけ」の小池都政は自民党政治そのものだとして、「都政を大きく切り替えていくことが問われる」と強調しました。「その流れは自民党政治を終わらせる、国政にも大きな影響を及ぼしていくことになる。勝利を目指して全力でがんばりたい」と述べました。

 

 

2024年6月13日付「しんぶん赤旗」より

 

 

この都知事選は次の参院選・衆院選にも影響が及ぶと思われます。

 

おそらく自民党極右派やネット右翼や例の「ネット右翼のマドンナ」から、「都政が華僑・中国人に乗っ取られる」といったネガティブキャンペーンが繰り広げられると想像します。蓮舫氏は日本国籍を取得しているにも関わらず(日本国籍を取得しているからこそ、国会議員になれたのです)ネガティブキャンペーンが行われるとしたら、日本人の「民族差別排外主義」思想はどうしようもないレベルになっていると言えます。

 

野党としては小池氏の「学歴詐称問題」を再度訴えるのが、選挙戦術上有理だと思いますが、これはあくまでも「最終手段」です。正々堂々と政策を訴えていくのが王道でしょう。