俳優や映画関係者、美術家など広範な芸能従事者・クリエイターらが6日、実体と課題を国会へ届けようと院内集会を開きました。

 

俳優の森脇めぐみさん(日本芸能従事者協会代表理事)は協会あいさつで「フリーランスに法的保護がないため、どれだけ苦労しているか、そういった声を届けたい」と話しました。

 

内閣府、文化庁など関係省庁の代表者や議員らが参加。日本共産党の吉良よし子参院議員は「皆さんの権利が保障されるように知恵と力を尽くしながら前進していきたい」とあいさつしました。

 

音楽、出版、映画、演劇、美術などの各分野から、長時間・過重労働の実態や、賃金未払い、時給換算で最低賃金に満たない報酬、チケットノルマ、パワハラやセクハラなどを報告。報酬ガイドラインの策定や国としての女性の仕組み、インボイス制度の見直しや撤回などを求めました。

 

著作権侵害の明代として、自治体史編纂の執筆者に対して自治体が著作権の譲渡と著作者人格権不行使を強調した事件や、生成AIによるクリエイターの被害について報告されました。

 

 

2024年6月8日付「しんぶん赤旗」より

 

 

インボイス制度は聞くところによると、相当複雑で書類作成に困っている対象者・フリーランスの人が多数出ているそうです。おそらくそのような人も、おそらく自民党に批判的になると思われます。