日本共産党の米倉春奈東京都議は４日、都議会代表質問に立ち、小池百合子都政には「８年前に期待を集めた『反自民』の姿勢はみる影もない」と批判し、新しい知事の誕生で、暮らしやすい温かな東京をつくるため全力をつくすと表明しました。
米倉氏は、メディアの世論調査で「小池都政が続くのが望ましい」の回答が２４％だったのに対し、「交代したほうがよい」が４２％だと紹介。「都民に冷たく、財界ファーストの小池都政の行き詰まりは明らかだ」と批判しました。７０４歳
暮らし、福祉をめぐり、国民健康保険料（税）の大幅値上げで豊島区の年収２４０万円未満単身者の国保料負担が年間２０万円となり、「１カ月の収入がなくなる」と指摘。都が財政支援で国保料負担を軽減するよう決めました。
高齢者の暮らしへの支援が特に手薄で、一人暮らし高齢者の３人に１人は年収１５０万円未満だと強調。７５歳以上低所得者の医療費無料化や、シルバーパス（７０歳以上のバス・都営交通乗車証）無料化などに踏み出すよう迫りました。大幅値上げされる電気代の低所得者への負担軽減、障害者の福祉手当の拡充を提起しました。
米倉氏は、都が都庁舎などに映像を映すプロジェクションマッピングで２年間に４８億円も投じる一方、都庁舎前で毎週行われる食料支援に過去最高の８００人が並んでいると告発。「光を当てる所が違う」と述べ、都の巨大な財政力を都民のために使うよう迫りました。
米倉氏は「財政ファーストの大型開発から、都民の声を大事にする街づくりへの転換も都知事選で問われる」と主張。都民の批判を無視して大量の樹木を伐採する神宮外苑などの再開発、知事公約を破って超高層ビル・巨大イベントホール建設にに都有地を差し出す築地市場跡地再開発をやめるよう迫り増した。
小池知事は、神宮外苑のや築地市場跡地などの再開発について答弁に立たず。
米倉氏は再質問で、「公約を誠実に実行する姿勢が見られない。知事としての資格が問われる」と厳しく批判しました。
２０２４年６月６日付「しんぶん赤旗」より
小池氏はおそらく８年前に都知事選に出馬して知事に就任したことを後悔しているのではないでしょうか。おそらく国会のことが気になってならないと思います。特に高市早苗氏や上川陽子氏の動向が気になっていると思います。「女性初の内閣総理大臣になる」ことが、小池氏の「見果てぬ夢」なのですから。