沖縄県政与党の日本共産党の現有7議席確保をめざす県議選(6月7日告示・16日投開票)に向け11日、浦添市でニシメ純恵候補、糸満市で上原トクイチロー候補の決起集会が開かれました。玉城デニー知事が両会場を訪れて激励し、「私が応援する候補者全員の当選を勝ち取り、なおいっそう誰一人取り残さない平和で豊かな美(ちゅ)ら島、沖縄をつくろう」と呼びかけました。

 

デニー知事は、与党が多数の県議会でこそ中学卒業までの医療費無料化などを実現できたと強調。「私を支えてくれる方々と力を合わせて議席を守り、取り返し、新たに議席を得られれば、必ず多くのことが須ス寝ていける」と強調しました。

 

浦添会場は満席の聴衆の熱気。日本共産党の、あかみね政賢衆院議員が訴えました。

 

ニシメ候補は24年間の無料相談に寄せられた声をもとに子どもの貧困調査と対策などを実現したなどとし、「県民の苦しみの解決のため働いてきた。大激戦を勝ち抜きたい」と語りました。

 

糸満会場では、あかみね氏のほか、「沖縄の風」の伊波洋一、高良鉄実両参院議員らが応援演説。党派を超え、「上原トクイチローを県議にする市民の会」共同代表の大城規子氏や地元市議、学生などほか、辺野古の新基地建設に反対し続けている糸満市出身の島袋文子さん(95)も登壇し、応援演説しました。

 

トクイチロー候補は大城ノブ子県議の議席を必ず引き継ぎ、糸満の宝の議席を守り抜く決意を表明しました。

 

 

2024年5月12日付「しんぶん赤旗」より

 

 

沖縄は「選挙のシーズン」に入るようです。とにかく県議選では知事与党を一人でも増やす必要があります。自民党の悪政に対峙するには、この議席数を増やしていく必要があると思います。