秘密保護法案を経済分野にまで拡大する経済秘密保護法案(重要経済安保情報法案)の参院内閣委員会での採決強行に反対して9日、「秘密保護法」廃止へ!実行委員会、戦争させない・9条4壊すな!総がかり行動実行委員会が国会前行動を実施しました。参加者は「廃案にしよう」「徹底審議を行え」とコールしました。

 

主催者あいさつした「秘密保護法」廃止へ!実行委員会の角田富夫さんは、大軍拡のもと、同法案で秘密の対象が次々と拡大されれば、市民の知る権利や報道の自由、プライバシーが否定されると強調。「市民の基本的人権を守り、戦争への道を許さないために、絶対に廃案に追い込もう」と呼びかけました。総がかり行動実行委の高田健さんは「戦争とそのための準備の一切を許さない声を挙げ続ける」と訴えました。

 

日本共産党の井上哲士参院議員、社民党の福島瑞穂党首、大椿裕子参院議員が報告し、井上氏は「さまざまな問題が浮き彫りになる中で審議を打ち切り、採決するなどありえない」と強調。国民のプライバシー、人権、知る権利、国会の形骸化が問われる、民主主義がかかった問題だとして「みなさんと心ひとつに廃案をを求める」と強調しました。

 

 

2024年5月10日付「しんぶん赤旗」より

 

 

残念ながら立憲民主党は、委員会段階ではこの法案に賛成してしまいました。

 

大椿裕子氏は社民党の参院議員だったことを初めて知りました。Wikipediaによると、善通寺市の四国学院大学出身でした。琴平町の隣町にあるクリスチャン系(プロテスタント系)の大学です。