米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)で、垂直離着陸機MV22オスプレイの離着陸回数が、3月は195回に上回ったことが、防衛省沖縄防衛曲の調査で分かりました。同機は、昨年11月29日の鹿児島県屋久島沖でのNV22墜落事故を受け、12月6日から飛行停止していましたが、今年3月14日に再開を強行。1日あたり平均10・8回に上り、飛行停止前の昨年11月に11・3回とほぼ同じ頻度で住宅地上空を飛び回っています。

 

防衛省は飛行再開前に「飛行の安全確保が最優先」であり、「米側において、段階を踏んで慎重に運用再開を進めることを確認している」と表明していました。しかし、実際は「段階的どころか再開直後から事故前と変わらない運用となっています。

 

日米の騒音防止協定で米軍機の飛行が制限されている夜間・早朝(午後10時~翌午前6時)にも、4回ありました。騒音などの基地被害が増しており、宜野湾市の「基地被害110番」には「本当にうるさい。政府はなぜオスプレイ飛行をOKしたのか」(14日)「オスプレイの騒音がうるさいです!何とかしてください」(27日深夜)など苦情が相次いでいます。

 

また、嘉手納基地(同県嘉手納町など)でもMV22の離着陸が5回確認されました。

 

昨年11月に鹿児島県屋久島沖で発生した米空軍のCV22墜落事故を受け、米軍は翌12月に世界全域でオスプレイ飛行を停止。事故原因も明らかにせず、沖縄県などの地元自治体が反対する中、今年3月11日に飛行再開を強行しました。

 

日本政府も「安全に再開できる」と容認し、同21日に木更津駐屯地(千葉県)の陸上自衛隊V22オスプレイの飛行を再開。米軍の意向を最優先する姿勢に、沖縄県など各地で批判が高まりました。

 

 

2024年5月4日付「しんぶん赤旗」より

 

 

日本政府は在日米軍に対し、腫れ物に触るような行動をし、意見を述べるなど出来ないように自らを追いlpンでいるようにおもわれます。彼らの意識では、米国に対して1945年9月2日以後の意識は全く変わっていないようげす。自らが「占領地意識」を持って米国と交渉しているように思えてなりません。