平和といのちと人権を!5・3憲法集会実行委員会は29日、東京・新宿駅前で、第10回憲法第集会(東京都江東区・有明防災公園)の成功に向けて街頭宣伝を行いました。28日投票の衆院3補欠選挙での野党候補勝利を受け、参加者は「憲法を守り生かす聖子に変えよう」と訴えました。

 

憲法集会を共催する市民団体の代表がスピーチしました。

 

憲法9条を壊すな!実行委員会の高田健さんは、衆院3補選で自民党が全敗したのは「多くの人たちが、今の金まみれの自民党政治をぁえたい、政権交代だと望んでいるからだ」と強調。集会に参加し、日本の政治の大本にある憲法を考えようと呼びかけました。

 

憲法共同センターの小田川義和さんは「いま、急ピッチで進む『戦争する国・自衛隊』、米軍と自衛隊の一体化を市民は認めない、日本を再び戦争する国にするなと声を大きくする集会にしたい。ぜひ足を運んでほしい」と訴えました。

 

戦争をさせない1000人委員会の谷雅志さんは「憲法がいっている世界における平和は、武力によってつくるものではなく、世界中のみなさんと一緒に話し合ってつくっていくものだ。諦めることなく一緒に考えたい」と語りました。

 

憲法改悪を許さない全国署名に協力した東京都八王子市の女性(79)は、「衆院3補選は市民と野党の共闘の勝利。本気の共闘で、憲法9条を守る勢力をもっと大きくしたい」と話しました。

 

 

2024年4月30日付「しんぶん赤旗」より

 

 

今、本当に日本国憲法が危機に置かれています。自民党や公明党、日本維新の会、国民民主党、参政党、政治団体では「日本会議」といった有象無象たちが、日本国憲法を変えてしまおうとしています。こうした改憲勢力による改憲キャンペーンを爆砕し、憲法改悪、特に「第9条」を改憲勢力は何とかして「削除」しようと狙っています。自衛隊を米軍とともに侵略戦争に参加させようとしているのです。こうした平和に対して公然たる破壊行為は、徹底的に非難されなければなりません。