自民党の世耕弘也前参院幹事長(参院和歌山選挙区)が選挙区内の有権者に高級洋菓子をわたしていた疑いがあるとの「しんぶん赤旗」日曜版(17日号)の特報を受け、世耕氏は8日、国会内で記者団に「いわゆる公職選挙法に禁じる寄付には当たらない」と語りました。

 

選挙区内の有権者への寄付を禁じた公選法に抵触する恐れがあります。世耕氏の支援者の昨年11月のブログによると、支援者は東京都内ホテルで同氏と2人で会合。その際、世耕氏から高級洋菓子専門店の「クッキー缶」をもらったといいます。

 

世耕氏は支援者について「奇人的にお付き合いのある経営者だ」と説明。「こちら側から応分の(会食)費用負担をお願いしたが、固辞された。せめてもの一部の負担という思いで粟田氏した」と述べました。

 

 

2024年3月10日付「しんぶん赤旗」より

 

 

次期総選挙で衆院くら替えでの立候補を狙っているとされる世耕氏ですが、思わぬところから情報が漏れた格好になってしまいました。いずらは「週刊文春」にも記事にされると思います。

 

和歌山県の衆院選挙区は2つしかありません。現実問題として高齢の二階氏の引退後に立候補という形になると思います。そうなると二階氏の息子との一騎打ちになるかもしれません。