1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする地震があり、同県志賀町で震度7の揺れを観測しました。気象庁によると、震源の深さは16㌔。地震の規模(マグニチュード)は7・6と推定されます。石川県では倒壊した倒壊した建物の下敷きになるなどして48人の死亡が確認されました。総務省消防庁によると、石川、富山、新潟など7府県で計107人が重軽傷を負いました。

 

気象庁は能登ちょ方に一時、大津波警報を発令。倒壊建物や火災が相次ぎ、政府は特定火災対策本部を非常災害対策本部に格上げし、被害の全容把握を急ぎます。馳浩知事は自衛隊に災害派遣を要請しました。

 

石川県によると、死者は珠洲市で20人、輪島市で19人、七尾市で5人、穴水町で2人、羽咋市、志賀町で各1人、重傷者は16人、地元消防によると、輪島市の火災で2000棟ほどが長けたとみられます。

 

気象庁は「令和6年能登半島地震」と命名しました。石川県で震度7を観測するのは初めて。大津波警報は2011年の東日本大震災以来の発令となりました。

 

能登地方や能登半島沖では2日午後までに震度7の地震のほか、震度5強が4回、5弱が6回ほど発生。周辺を含め、地震が活発に続いています。

 

 

2024年1月3日付「しんぶん赤旗」より

 

 

予想外に大きな地震だったようです。死者は最新の情報では57人になっていました。しかしこの地震は元日に発生したということで、長く記憶されることになるでしょう。