昨夜、夜間覚醒してベッドの中で考えていたこと・・・覚書
『私』は錯覚、illusion
ここではカッコ付きの私をワタシとする
ワタシの手
ワタシの足
ワタシの本
ワタシとそれぞれの関係は
英語ではmy hand 、my leg、my bookとなるように所有格
したがって
ワタシが所有する手
ワタシが所有する足
ワタシが所有する本となる。
『ワタシの所有する手』というのは少し違和感はあるがまぁ納得。
ところが
ワタシの体
ワタシの脳といった場合
ワタシの所有する体
ワタシの所有する脳となり
この場合のワタシと体との関係は同格のような気がする
すなわち
ワタシである体
ワタシである脳ということになるだろうか？
手、足、本、体、脳は実在で特に言葉を用いなくとも指し示せば分かり合える。
ところがワタシは共同幻想でしかなく、それでわかった気になっている。
概念とは実在はしていない。共同幻想の中で理解しあっている気になっている。
それでうまく世界は回っている。
ただしそれ（ワタシ）は錯覚に過ぎない。
有機体であるヒトは無意識の中で心身二元論でコミュニケーションをとっている。