福島11R 七夕賞 G3

芝2,000m ハンデ


  ◎③ボーンディスウェイ(56.0kg)

  〇⑪キングズパレス(57.0kg)

  ▲⑭フェーングロッテン(58.0kg)


◎③ボーンディスウェイ

   2歳時にはホープフルSを5着、3歳となったその次走の弥生賞3着と重賞においても好走していたのだが、その後はなかなか勝ちきれずに、4歳12月にようやくオープン入り。5歳に入っての初戦の中山金杯では勝ち馬と0.3秒差の4着とハーツクライ産駒らしく本格化してきた。

   2走前の中山記念では、前につけることができず、またハイペースについていけずタレてしまっての10着。

   前走の福島民報杯では、最後は勝ち馬リフレーミングにかわされての2着ではあったが、今回と同舞台であるレースで結果を出し、またタイムも悪くない。Mペースであっても結果を出したことは力をつけてきた証。

   今回はブリンカーを着用による変わり身にも期待する。調教で着用して効果はあるように見える走り。


〇⑪キングズパレス

   善戦続きのこの馬がようやく2走前の美浦Sでオープン入りした。
   続く前走は昇級戦ながらもG3新潟大賞典を勝ち馬ヤマニンサルバムとタイム差なしの2着と重賞においても十分に戦うことができることを示した。
   美穂Sからブリンカーを外してレースに臨み結果を出したことは、大きな収穫。精神的にも大きな成長を遂げ、心身ともに充実している。
   全18戦し、16戦が掲示板内、15戦が馬券圏内とどんな展開、どんな相手でもそれなりに好走できるように高いポテンシャルは持っている。
   右にもたれるクセがある馬だが、松岡騎手が連続騎乗なのはプラス材料。
   調教においても、スイッチが入ってからのスピードは見事であり、騎手からの指示の反応が速くなってきたのが結果に繋がってきている。

▲⑭フェーングロッテン
   5走前の鳴尾記念までは、逃げ粘って重賞でも馬券に絡む強さを見せていたが、その後は逃げることもできず、それに伴い結果も出ずであり、2走前のチャレンジC後に去勢をした。
   去勢後の前走小倉大賞典では、久しぶりに前につけてレースを運ぶことができ、5着であったことは大きな収穫。またハナに立ってのレースではなく番手でレースを運び、入着したことは去勢の効果があったと言えるのでは…。
   今回は去勢後2戦目、元々高いポテンシャルを持っている馬、さらに好走してくれると期待する。
   調教においても、クビの上げ下げをうまく使い、素軽い走りができるようになってきた。
  

単   複◎
馬   連◎〇▲(BOX3点)

ワイド◎〇▲(BOX3点)