京都11R 平安S G3

ダ1,800m


  ◎⑥ハピ

  〇⑦ミッキーヌチバナ

  ▲⑧スレイマン

  △⑤ハギノアレグリアス

  ★⑮ヴィクティファルス


◎⑥ハピ

   ダート戦では、13戦し10戦馬券圏内、12戦が掲示板内と安定した走りを見せる。唯一の掲示板外の昨年のマーチS7着では、58.5kgのハンデであり、先着した馬はこの馬よりも軽量の馬であった。それでも最後まで脚を使い、勝ち馬と0.6秒差であれば悲観する内容ではなかった。

   昨年9月のラジオ日本賞では、勝ち馬ウィリアムバローズと0.1秒差の3着。勝ち馬はその次走の東海Sを勝っている。

   昨年12月のベテルギウスSでは、勝ち馬ペプチドナイルと0.1秒差の2着。勝ち馬はその後フェブラリーSを勝っている。

   続くアルデバランSでは、勝ち馬オーサムリザルトと0.1秒差の2着。勝ち馬はその次走のエンプレス杯を6戦6勝での勝利を収めている。オーサムリザルトと斤量差4.0kgある中での0.1秒差は負けて強しの内容。

   ダート戦においては、7着であったマーチSを除いて全て上がりタイムは3位以内と確実に脚を使ってくることができる。

   近2走は芝レースを使い、芳しくない結果であり、また前走の天皇賞(春)は中止となった影響により、オッズが下がっている今回は妙味がある。

   調教においても、脚元も問題ないように見え、状態も良さそうである。


〇⑦ミッキーヌチバナ

   4走前に3勝クラスを勝ち上がりながらも、2走前の東海Sでは、上がりタイム3位の脚で勝ち馬と0.5秒差の7着であったが十分に勝ち負けできる内容であった。

   前走のアンタレスSでは、上がりタイム最速の末脚で見事に重賞勝利。

   ゲートの出が悪い馬ではあるが、二の脚があるため中団につけることができ、また確実に長く良い脚が使えるようになってきている。

   調教では、栗東ポリトラックを馬なりながらも軽快な走りであり、前走からの状態をキープできている。


▲⑧スレイマン

   4走前から2着、3着、1着、2着と安定した強さが出てきた。

   前走のアンタレスSでは、初の重賞ながらも勝ち馬ミッキーヌチバナとタイム差なしの2着と重賞でも十分に戦えることを示した。

   好位から直線で長く脚を使うことができるようになってきており、今回の京都のように直線が平坦なコースの方が力を発揮しそうなタイプ。

   1週前追い切りでは、栗東CWを単走馬なりでラスト1F11.9と大きな馬体ながらも素軽い走りを見せた。

   最終追い切りでは、栗東坂路を力強く駆けていた。


△⑤ハギノアレグリアス

   地方のJpn重賞を含むG2、G3においての7戦全て馬券圏内であるように能力、実績ともに格上。

   昨年の当レースの2着馬であり、コース適性は問題なし。

   前走のアンタレスSでは、勝ち馬ミッキーヌチバナ、2着馬スレイマンとは1.0kg重い斤量ではあったが、力負けした感がありピークからは少し劣ってきているのではと見えた。ただ、そこで3着であったようにまだまだ勝ち負けできる力はあり。


★⑮ヴィクティファルス

   前走のアンタレスSは不可解な敗走。

   今回は結果が出ている京都であり、外枠からもまれることなく走ることができるので、いい走りができそう。

   調教では、前走よりも集中して走ることができており、調子は非常に良さそうな雰囲気。


単   複◎

馬   連◎-〇▲(2点)

ワイド◎-〇(1点)

3連複◎-〇▲△★(6点)