中山11R 中山牝馬S G3
◎⑪コスタボニータ(55.0kg)
○⑭ククナ(55.0kg)
▲⑧ヒップホップソウル(55.0kg)
△⑩アレグロモデラート(50.0kg)
★②ルージュリナージュ(53.0kg)
Sペースとなる展開が多いレース。重馬場のときはHペースとなる傾向。金曜の段階で馬場は荒れてそうだが、土曜は晴れが続きそうで、稍重以上には回復するのではないかとみている。
Sペースであっても、前目につけている馬が簡単に勝てる展開ともならなず、好位から好走している馬の活躍が目立っている。
◎⑪コスタボニータ
好位につけながら長くいい脚を使えるタイプであり、中山、小倉、札幌と直線の短いコースであればさらに確実さは増す。キレがない分、勝ちきれないところもあるが、安定感から本命に。
前走の小倉開催の愛知杯では、トップハンデ(55.kg)ながらも、4角4番手から上がりタイム3位で勝ち馬ミッキーゴージャスと0.2秒差の3着。
2走前は中山1,800mのリステッドを勝ち馬ロングラン(その次走の小倉大賞典2着)に0.1秒差の2着。
4走前は札幌開催のクイーンSを勝ち馬ドゥーラ(オークス3着)に0.2秒差の3着。
これらの結果より、小回りよし、実力馬にも引けを取らない実績がわかる。
調教ではそこまで目立ってはいないが、いつも通りと言えばいつも通り。
○⑭ククナ
1,800mの成績は2着2回、3着1回、勝ち馬と0.1秒差の5着1回と得意の距離。
2走前のエリザベス女王杯では、結果こそ10着ではあったが、勝ち馬と0.5秒差であり、大きく負けた印象はない。レース後の浜中騎手のコメントでは、「一瞬の脚を生かす競馬をしましたし、脚も使ってくれましたが、直線が長いので最後は離されてしまった。小回りのほうが合うタイプかもしれません」とあったように、小回りの成績は悪くない。
前走は中山記念を勝ち馬と0.1秒差の2着、4走前は福島開催の七夕賞は勝ち馬と0.2秒差の2着と小回り重賞であれば、十分に勝ち負けできる。
今回がラストランで有終の美を飾ることができるか…。
▲⑧ヒップホップソウル
能力は非常に高いものを持っているのだが、展開に振り回されて力が発揮できないレースが多く見受けられる。
中山の相性はよく、距離延長もプラスであろう。マイルよりも中距離タイプであるはず。
今回は北村騎手がテン乗りというのも、近走のもどかしさをリセットする意味でプラスとなるのでは。
最終追い切りでは、実践さながらに北村騎手を背に美浦Wを3頭併せの真ん中を走り、馬なりながらも終い1F11.2の見事なタイム。
△⑩アレグロモデラート
前走の愛知杯は、格上挑戦、初の重賞であったが、勝ち馬と0.5秒差の4着は評価できる内容。
今回は50.0kgの斤量が非常に魅力であり、ひょっとしたら逃げ残る可能性もあるのでは…。
最終追い切りでは、美浦Wを単走馬なりで6F84.7-4F51.9-1F11.8と状態はよさそう。
①タガノパッションは気になって▲と考えていたのだが、坂路の調教で最後は減速となってしまう、レースを見ても坂は苦手そうであるので消しに。小倉なら狙いです。
単 複◎
馬 連◎-○▲△★(4点)
ワイド◎-△★(2点)
3連複◎○▲△★(BOX10点)