海上保安庁ホームページ
海上保安庁撮影協力 映画・ドラマ「海猿」について
みなさん一週間ぶりです!お元気でしたか?
なぜか書き込んでいないのにアクセス数は減りません。
記事が投稿されずとも見てくれているみなさま、ありがとうございます。

参照リンクとして「海猿」ホームページをあげていないのが、「まちづくりぷらす」たるゆえん(笑)
(最近、まちづくりのテーマをほとんど扱っていない気がするけど…。)
ということで、きょうは最近話題のドラマ「海猿」について書いてみよう(映画もこの前テレビで見た)。
長野県の田中康夫知事が作った「チームニッポン」のこと書こうと思ったが、HPを見ている限り微妙なので…。

このドラマ、見たことある人は分かると思うけど、ヘリコプター・巡視船艇など大盤振る舞い。
なぜここまでして海上保安庁がこのドラマや映画に協力するのか、それは海上保安庁だからだろう。
「海上自衛隊と海上保安庁の違いってわかんな~い」と映画で女優に言わせたあたり、とても的を射ている。
国民はイラク派遣など賛否両論はあっても、自衛隊の存在はよく知っている。
対して海保はというと、海難救助の現場にすべての人が立ち会うわけではないし、メディアもそうそう特集しない。
一躍その名をとどろかしたのが、不審船事件のときだったが、それ以来あまり目立たない。
もちろん、目立つくらいどこかで事件が起きるよりはいいのだが、それでは国民の理解が得られない。

ドラマというのは、とてもわかりやすく彼らの仕事を伝える。
たぶん、海上保安官を目指す人を増やす役割も期待されているだろう。
「踊る大捜査線」で警察官志望、「HERO」で検察官志望が増えるのと同様に。

その他にも、自衛隊がなぜ映画「戦国自衛隊1549」に撮影協力するのか?
目的はイメージアップだろうか?自衛隊の仕事を伝えるかは微妙そうだ。
見てないので何とも言えないが…。

ちなみにきのうの劇中で、益岡徹が時任三郎(それぞれ役名は忘れた)に対して、
「そろそろキャリアなんだから、現場を離れたらどうだ」と言っていたが、
海上保安庁のキャリアとはどういう人たちなのだろうか?
時任は潜水士長、益岡は第三管区海上保安部で課長?らしい。
時任は潜水士だし、明らかに海上保安大学校卒業なのだろう。
親しげに話していたところから推察すると、益岡もそうなのか?
防衛庁でいう「制服組」にあたるのかな。でも背広着てたし(笑)
じゃあ「背広組」は「親」官庁の国交省から来るのかな?
調べたら長官や総務部長は、国交省から来ているみたいだ。
ただ、こういう人たちが全体として「背広組」を形成しているかは…わからない。
この辺に詳しい海保マニアの方、教えてください。