現場主義な行政評価

総務省東北管区行政評価局HP「行政評価・監視」
最近ブログの更新を怠っていたら、いつの間にか7月になってしまった。
今回は管区行政評価局の仕事にスポットライトを当ててみようと考えた。
総務省には本省に行政評価局というのがあって、その地方部局が管区行政評価局になる。
またそのしたには、各県単位に行政評価事務所という組織がある。

とりあえず、それはいいのだが、上のリンクにある写真を見てほしい。
とてもステキな写真があり、わたしは一目で行政評価のとりこになった。
「徹底した現場主義に基づく実地調査を実施」と書いてある。
これはいったい何の調査なのだろう？と思い、ほかのページを見てみると…。
総務省東北管区行政評価局HP「ミニ新幹線の安全対策に関する行政評価・監視の結果」（PDFファイル）
この調査だと思われる。遮断時の高さが何たらという記述があるので。
でも、これは管区行政評価局がJR東日本に直接言えるわけじゃなくて、
監督官庁の東北運輸局に対して、JRへの指導を徹底するように「指導」するのである。
なかなか細かいとこを指導しているけど、現場主義とはいい姿勢。
それが地方の役割というもの。中央と地方で適切な役割分担を果たしていることが○。

ちなみに政策評価と行政評価の中の全国計画調査は中央主導で地方は実地調査を行う。
また行政評価の中の地域計画調査は、管区独自でニーズにあった調査を行うようだ。
報告書を見ていると、対象官庁が改善すべき点がわかり、なかなかおもしろい。

ただこれを見ていると、行政評価のあり方にも改善すべき点があると感じてしまう。