国土交通省「新たな地域名表示ナンバープレートの導入について」
国土交通省「新たな地域名表示ナンバープレートの要望状況について」
きのうまちに出かけたら、市役所の前に看板があった(写真参照)。
「ブログのネタ見つけ!」と携帯でパチリ。

いわゆる「ご当地ナンバー」導入運動が、全国各地で一気に盛り上がった。
金沢市・かほく市・津幡町・内灘町も「金沢ナンバー」の申請を5月20日に行った。
国交省の導入目的として、地域振興や観光振興があがっているため、ちょっと考えてみた。

<地域振興>
金沢ナンバーをもとにして地域アイデンティティを高める。
写真にある看板のフレーズ「金沢ナンバーのクルマに乗りたい。」はこれだろう。
最終目的は、金沢アイデンティティを高め、2市2町の枠組みで合併か?(笑)

<観光振興>
これがいまいち腑に落ちない。
というより、どれだけの人がナンバーに注目しているかによる。
実際、金沢に来た観光客が「金沢ナンバーだ~」とはならないと考えられる。
ということは、対外的なアピール手段としてナンバーを使うということか。
でも、普通のクルマってあんまり外に出ることはないんじゃないかな。
となると、いつもよく出るのは、観光バスや長距離トラックだと思う。
観光バスの場合は、観光振興の誘因も働くので、ラッピングすればよい。
だから、わざわざご当地ナンバーにする必要はない。
長距離トラックの場合は、あまりにも遠い場合が多いからか、運転しているとよく目に付く。
これをご当地ナンバーにするのは、ある意味(強いていえば)効果的なのかもしれない。

ただ、「『金沢』という文字が目に付く→『金沢』の観光振興」は、「うーん」とうならざるを得ない。

昔(高校生くらいのころ?)に新聞でナンバーの地名表記は変えられないから、
それぞれの土地のイメージにあったイラストをつけて観光振興に結びつけると見た気が。
やっぱりあった!マニアックなサイトが(ナンバープレート情報局「架空ナンバー」)
わたしはこっちのほうがおもしろいというか「まだ」効果があると思う。
金沢ならいったい何をつければいいのかな?やっぱりことじ灯籠?(笑)

やっぱり基本は、地域アイデンティティのためでしょ、たぶん。