
「金沢行きた~い!」といろんな人・友達がやってくる。
今回は、親が祖父・祖母を連れて金沢にやってきた。
祖父・祖母はわたしが入学してはじめて、親も久しぶりだった。
いつも見慣れた場所を案内する。
ただ、いっしょに来る人で見慣れた場所も違って見える。
いつもは気にもとめない路上駐車や、歩道の状況(段差など)がとてもよく見えてくる。
いろいろまわって疲れたらしく、さすがに旅館では疲れた顔をしていた(写真は旅館からの景色)。
ただ、「まちに緑が多く景色がきれいだ」と、とても喜んでいた。
これには自分も「ハッ!」とした…。最初の印象が完全に消えているのである。
人は「存在すること」に慣れてしまうと、それを所与のものとして受け入れてしまう。
だから、必ずしも金沢に長く住んでいるからといって、まちのことが詳しく見られるわけではない。
それぞれの見方があって、それぞれの考え方がある。
外からの視点も常に大切に持っていたい、そう感じさせられた一日だった。