ZOO | 映画「お馬鹿」一代 Returns

映画「お馬鹿」一代 Returns

オイラと、映画と・・・月イチで娘たち

ワタシが利用している蔦屋は・・・


邦画に冷たい(ノ_・。)


何しろさ~、ドラマと邦画の量がほぼ一緒・・・


その邦画も、半分は「ヤクザもの」だったりするのねん・・・。


だから、ちょっと古いミニシアター系の邦画なんてさ・・・探すの大変なのよ~(´_`。)



んで・・・こないだ、時間をかけて・・・やっと発見しました



『ZOO』(2005年)



5人の監督が仕掛ける、怖くて、哀しくせつない…五つの物語。
人気作家乙一の短編集「ZOO」を劇場映画化。


『カザリとヨーコ』

ママが私を殺すとしたら、どんな方法で殺すのだろう? 

カザリとヨーコは一卵性双生児。でも、ママはカザリだけを可愛がり、ヨーコには部屋も食べ物も与えてくれないどころか、虐待を繰り返す。


『SEVEN ROOMS』

小さな部屋に閉じ込められた姉とぼく。部屋は全部で七つ。ほかの六つの部屋にはひとりずつ人が閉じ込められていた。部屋を結ぶのは体の小さなぼくしか通れない排水溝だけ。監禁されてから6日目を迎えた者は必ず惨殺される!


『So-far そ・ふぁー』

居間のソファで両親の間に座って過ごすのがぼくの幸せだった。でも、ある日を境に父は母が死んだと言い、母は父が死んだと言う。二人には、ぼくの姿しか見えなくなっていた。ぼくだけでつながっていた3人の世界だったが、ある時・・・ぼくの中で何かが弾けた・・・。


『陽だまりの詩(シ)』

ある男に私は作られた。その男を埋葬するためだけに・・・。

そのためには「死」を学ばねばならなかった。男との生活でいろいろなことを学び、いろいろなことを感じるようになった。そして、男が死を迎えたとき・・・。


『ZOO』

すでに廃園となった動物園で、発作的に彼女を殺してしまった男。

彼は毎日、彼女の死体写真を撮りに動物園へ通うようになっていた。やがて、彼の身に異変が起こり始める。あるはずの動物園がなくなり、撮ってもいない写真が彼の元に届くようになる・・・。




乙一氏の短編集を、そのまま纏めて映画化するという・・・珍しい作品です。


どの作品も・・・テーマは


『生と死』


短いながら、どれも上手くまとめています。


意外とコレは・・・掘り出し物でした~!


多少・・・グロいシーンがありますけど、


是非、皆様に観てほしい作品ですね~。



ZOO/小林涼子
¥3,450
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総合評価 ☆☆☆☆

ホラー度 ☆☆☆

サスペンス度 ☆☆☆☆

ドラマ度 ☆☆☆☆



コレは・・・

今度、原作も読んでみたいですね~。