怖かった~~~

 京都JR二条駅前にできたTOHOシネマズ二条の、ルーカスが開発したというTHXというシステムの設置された劇場で見た。
 確かにいい音だ。ドッカンドッカンくる。重低音がびびらないし、まさに音の中にいる感じ。おまけに座席が震えるから、このての映画には、ぴったり!TDLかUSJのアトラクションみたい。
 だから怖い!特に、前半の、トム・クルーズがひとりで、群集の中逃げ惑うシーンは、これでもかこれでもか!とぶっ飛んでくる。「ギャー!」座席がゆれるぅ!
 宇宙戦争といっても、異星人の侵略に、地球人はなすすべもなく、ただただ、やられるばかり。人は、逃げるしかない。見てる途中で、「どうして終わるんやろ?これ。」って思ったら、宇宙人がへこたれて終わった。このへこたれるには、それなりの理由があるわけで、これがミソやけど。ものすごい前から地底に潜んでその時をうかがっていたヤツラが、ちょいとお間抜けだったりするあたり、「そんなあほなぁ」と、ほっとできる。緊張と緩和やねえ。
 主人公は、自分の家族を守るため、ひたすら、逃げる。(友達の子供はどないなったんや?)このトム・クルーズがかっこ悪いのがいい。情けない弱っちいお父さんなのだ。スペクタクル超大作!に親子の人間ドラマを交えてあるあたり、なかなかうまくできてる。
でも、今風の若者であった息子が、急に「自分も戦わなくちゃ!」と、愛国心に燃えるあたりは、チト??
 顔つきが、安達祐美を思わせるダコタ・ファニング
は、子供でありながら大人の芝居。女優だねぇ、うまい!末恐ろしいかんじ。でも、薬には、気をつけて成長して欲しい。