それは、
以前触れた「太陽の牙 ダグラム」のTOY、
「タカラ 1/72 デュアルモデル01 ダグラム」であります!
「ダグラム」放送当時というのは、
大ブームを巻き起こした「機動戦士ガンダム」、そしてそのTOY「ガンプラ」による社会現象…ガンプラを求める子供達が模型店、デパートの玩具売り場に行列を作るという…そういったコトも落ち着きを見せ始めた頃。
ロボットアニメのTOYは、それまでのいわゆる「超合金」系からプラモデルに移行した感がありました。
ガンダムブームが少し落ち着き、ダグラム、ザブングル等の放送が始まり…各作品のプラモデルも当然のように発売することに。スポンサーが玩具メーカーですので。
このタカラ「デュアルモデル」は確かプラモデル発売に先駆けて出たと記憶しています。
この商品は簡単に言うと、ダイキャスト製の素体(インナーフレーム?)にプラスチックの外装をはめ込んで完成させる、半完成品。接着剤不要。
そのようなものは、それまで無かったので見た時はビックリしました。
当時の金額で2800円…プラモデルと比べるとかなり高い!幼かった自分には高い買い物でしたが、お小遣いをはたいて購入しました(^^;;
ウェザリングとかして、結構いじり倒しました。
しかしその後、成長するにつれ…「いい年をして玩具なんて持っていてはいけない」と、捨ててしまったんですね…しかし現在、趣味として大人がフィギュア収集とか普通になってきてますね。芸能人の方とかも結構やってますし。
捨てたことを後悔してましたが、今回オークションで入手出来てラッキーでした!
この「デュアルモデル」=DMの出来ですが…後に同スケールのプラモデルも購入しましたが、細かいディテールはプラモに敵いませんが、完成品TOYとして見れば良い出来だと思います。
若干、「ん?」という箇所もありますが、そこはご愛嬌というか。むしろあの時代によくここまで…ほとんどオーパーツかと(笑)。
今のガンプラなどと比べてはいけませんね。アレはもう玩具、模型として異常なレベルに到達していますから(笑)。
関節の可動範囲も当時の標準レベルくらいかな(ガンプラ基準)。
DMならではの機構、脚部のサスペンションが素晴らしい!コックピット周りもこのスケールとしてはかなり頑張っています。
思うのは、これを企画した当時のタカラ(現・タカラトミー)の人、素晴らしい!それを通した上司も、商品化した会社も(笑)
後にバンダイから出るハイコンプリートモデル、現在のガンプラのインナーフレームのアイディア…それらのずっと先を行っていたわけですね。
そしてこのパッケージ!子供向けTOYの箱とは思えん(笑)
↑帯でかろうじて分かる感じかな。
今回入手したのは未開封品。これは組み立てられませんね(笑)
完成した姿はネット上にアップされているものがあるので、それを見てガマン(笑)。
ちなみに1/48もあるんですね。そちらの方がより出来が良いみたいですが、自分の「思い出の品」はこちらの1/72なので、こちらでNO問題(^^)
でももし未開封の1/48がオークションに出されたら、
間違いなく入札しちゃうんだろうな~(^^;;
どうしようもないですねぇ…(^◇^;)
そしていつかは、
こちらもいじり倒した挙句手放してしまった、
「完全変形バトロイド・バルキリー」をこの手に~!
(笑)