元プロレスラーの髙田延彦氏が、3月21日より東映系にて公開されている映画「スーパーヒーローGP 仮面ライダー3号」にて悪の組織ゲルショッカーの大幹部・ブラック将軍役を演じているようです。
高田氏と仮面ライダーといえば…2012年のツイート、
「強さを追求しないプロレスイベントなんて単に身体の大きなやつらの仮面ライダーごっこ以下だよ。ごっこだよ」
これがありましたね~。現役レスラー達がかなり激しい反応を見せ、ヒートしたのでした。
もう3年も前のコトで忘れかけていましたが、ライダー映画への出演でコレは嫌でも思い出してしまいますね。
で、高田氏自らがあるインタビューでこの時のツイートに対して、
「不愉快な思いをしたファンには悪かったと思うよ。大人なんだから、もっとオブラートにくるんでやらんとイカンよね。せめて「レベルの高いライダーごっこ」ぐらいにしておかないと…」
オブラートにくるんでやらんと、と言ったそばから「レベルの高いライダーごっこ」。これはまたヒートするかなぁ(^◇^;)
しかしこんな発言も。
「また外野のオッサンがなんか言っとる!なんて思われそうだが…私のクオリア(感覚的な心象風景)を言葉で表現するならば、「故郷の景色がガラッと変わってしまった」ということだよ。いちOBとしての故郷に対する物足りなさだね。
創業者(アントニオ猪木や山本小鉄)の思いが今は反映されていないんじゃないか? (旗揚げ当時)なぜ小さなプロレス団体が、大胆にも百獣の王であるライオンをシンボルマークにして「キング・オブ・スポーツ(スポーツの王様)」の看板を掲げて歩き出したのか? そしてなぜ格闘技界のみならず「世間」を強く意識しながら団体の生命線たるカラーをつくり上げてきたのか?
今はその片鱗(へんりん)が見えてこない。「俺たちはこの看板を受け継いでいるんだぞ」という意識が足りない気がするよ。私は入門してあのライオンマークを身につけることが嬉しくて、用もないのにTシャツに腕を通して(道場のある)等々力(とどろき)の街を歩いたもんだよ」
「当然、時代に応じたマイナーチェンジはアリだと思うし、才能あふれる選手たちがリング上でのパフォーマンスに集中できる環境が整っているのも素晴らしいことだと思う。
だけど、それはそれ。質の高い人材、素材がそろっているなら尚更、もっと振り幅のあるスケールの大きな選手が出てこないとイカンよ。確かにビジュアルがよくて仕事もうまいんだろうけど、内向きに小さくまとまっている気がする。
リスクを背負ってプロレスラーの強さを世の中に知らしめる作業もしないと、プロレスに興味のない人々にまで到達する爆発力は生まれないと思うよ」(週プレNEWSより)
要するに高田さんは、自分が若手の頃体験した昭和新日本のストロングスタイルに誇りを持っている訳ですね。…って、コレは「あの方」と全く一緒ですよね。想いは同じなのに、何故分かり合えないのだろう(^^;;
人間関係は難しいな~(^_^;)
今、元UWF戦士の垣原賢人さんへの募金活動が行われていますね。せめてこの活動に関しては、恩讐を超えてお互いに協力して欲しいなぁ。
高田氏の今回の発言にはまた現役レスラーからは反発もあるかもですが、正直古いファンには理解出来る部分も少なからずあります。
ちなみにブラック将軍は、衣装だけでなくキャラもあの高田総統に酷似しているそうで(本人も認めている)。悪の組織の大幹部は怖くなくてはいけないのに、大丈夫かな(笑)
とにかく高田さんは、発言をもう2~3枚オブラートで包んだ方が良いかもしれませんね(^^;;
あの方もか…
