最近、ガソリン価格が安くなってきていますね。ウチの方、ハイオクで1ℓ160円切ってます。いいことだ!(^O^)
話は変わり、
一昨日だったか、スポーツ界の「レジェンド」を特集する番組が放送されていました。
「レジェンド」って本来「伝説」という意味ですが、最近はジャンルを問わず「伝説になるような事を成し遂げた人物」の事を指すようですね。
まだ存命の、しかもまだ現役の人をそう呼ぶ傾向があるみたい。
格闘家・プロレスラーの桜庭和志選手がMMA戦の後、対戦相手から「あなたはレジェンドだ!」と讃えられて「まだ生きてるよ!」と答えた事もありました(笑)。確かに「レジェンド」って、昔の偉人、というイメージありますね。
いつ頃、どのジャンルで最初に言いはじめたのかな?よく分からないけど…
少なくとも自分の場合は、やはりプロレス界で最初に意識した言葉ですね。
武藤、蝶野、ライガー選手らの世代がそれなりの年齢になったあたりから、彼らが最初にそう呼ばれはじめたんじゃなかったかな?
自分にとってのレジェンドって誰だろう…
アントニオ猪木、タイガーマスク、前田日明、スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ、ハルク・ホーガン…
ブルース・リー、ジャッキー・チェン…etc。沢山いすぎますね(笑)。
現在いちばん興味のある「レジェンド」は、存命の人ではありませんが柔道界のレジェンド、
西郷四郎かな?
誰?と言われそうですが(^^;;
西郷四郎とは、講道館黎明期の「講道館四天王」の一人。
講道館四天王、この呼ばれ方だけでそうとう強そうですが、さらに言えば一時期幻の技だった「山嵐」の使い手でもあって。
山嵐…小説の「姿三四郎」の中での三四郎の必殺技ですね。
そう、西郷四郎は姿三四郎のモデルになった人なのであります。
警視庁主催の武術大会で他流の柔術家に勝った記録もあり、小柄ながらそうとう強い人だったようです。
この西郷氏、リアルな存在ですが、ファンタジーな要素もあって。
元会津藩家老の養子なので、会津藩の御留流(門外不出)の武術、大東流合気柔術の使い手だったのでは?との説があったり。
であるなら、警視庁主催の武術大会では大東流の技も使って勝ったのでは?なんて想像も広がります。
他にも元会津藩家老の養子と言われていますが、実は実子だったのでは?との説もあったり。実子であれば大東流を継いだ可能性もさらに高まります。
否定する研究家さんもいますけど(^^;;
大東流を継いだと考える方が、想像が広がり楽しいです(^O^)
彼は「蛸足」と言われる独特の足を持っていたらしく、その蛸足で相手の足を殆ど「掴んで」払っていたと。吸盤のように吸いつくというか。山嵐は自分の足の裏で相手の足を払うので、蛸足を持つ四郎の山嵐は絶品だったようですね。
柔道の創始者、嘉納治五郎をして「西郷の前に山嵐なく、西郷の後に山嵐なし」と言わしめるほど凄かったと。
そして嘉納治五郎から、おそらくは後継者として期待をかけられていたにもかかわらず、講道館を出奔してしまいます。
これが謎なんですね。
その辺をフィクションとして描いている作品が幾つかありますね。
「修羅の刻」の西郷四郎編、「東天の獅子」とかはもう絶品です(笑)。
ヤワラをやっている人には是非読んでみて欲しいです(^^)
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