アントニオ猪木氏率いるIGFの「北」遠征、盛況だったようですね。一般のニュースでも流れていました。北との友好に貢献出来たかな?これがいろいろな問題に良い影響を与える事になれば良いですね。
そのIGFでのミルコ・クロコップ対石井慧戦(先月の日本・両国での試合)が1日(月曜日)の深夜に放送されたので、録画して視聴しました。
石井選手は打撃でもミルコ選手と渡り合っていましたね。
結果はガードポジション状態からのミルコ選手のヒジにより石井選手の額がカット、暫くは闘い続けましたが、ドクターがこれ以上は無理と判断し、ミルコ選手のTKO勝ち。
先週の週プロは、この光景を13年前とダブらせて書いています。
13年前のK-1軍対猪木軍、ミルコ・クロコップ対藤田和之。当時のIWGP王者の藤田選手とまだブレイク前のミルコ選手の試合。
誰もが藤田選手の勝利を確信していましたが…タックルに行った藤田選手の頭部にミルコ選手の膝が!藤田選手の目尻はザックリと切れ、ドクターストップ…ミルコ選手の勝利。
藤田選手はある意味プロレス界を背負って闘い敗れたので、手痛い敗戦。
逆にこれを機にミルコ選手はプロレスラーハンターとしてブレイクしていきました。
今回の石井対ミルコ戦はその時と酷似している光景だと週プロは書いているんですね。
正直、自分は13年前のその出来事、すっかり忘れていましたが。
覚えている人はどれだけいるかな?
6月のインタビューで藤田選手は「石井がいかれたら次は俺が」という旨の発言をしています。自分の方が因縁が深いだろうと。
今こそ、野獣立つべし!と。
今更?と思う人もいるかもですが。
本人の中ではどうなんだろう。
問題は、藤田選手の中であの敗戦がどの位のウェイトを占めているかですかね。幾つかの敗戦の一つにすぎないのか、それとも深く心に刻み込まれた負け戦だったのか。
今更、ミルコに勝ってもなぁ…なのか、あえて戦い、過去に落とし前を付けるのか。
船木誠勝選手は、ヒクソンとの落とし前を付ける事はもう出来ませんね。確かヒクソンは引退したはず。仮にまだ現役だとしても、彼を表舞台に引きずり出すのは容易な事ではないでしょう。
それを考えれば、藤田選手は今、ミルコ選手と同じリングに立っている。
この状況、是非活用してほしいなぁ。
ミルコ選手も歳をとったけど、それは藤田選手も同じ。条件は五分なのでは。
「今更」だろうが何であろうが、個人的には是非藤田選手に14年越しのリベンジ!を期待したいですね。
今回のIGF、フジテレビでの放送。これまでもフジはIGFの大晦日興行を放送してますね。PRIDEから手を引き、K-1も終わり…次はIGFか~。まだ格闘技班残っているのかな?何にしてもありがたい事ではあります。
他の局も、格闘技バブルはもうとっくに終わりましたが…また格闘技を扱って欲しいなぁ。ゴールデンタイムとは言いません、深夜帯で良いから是非!
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