たまにTV観るといえば、やっぱりニュースや天気予報でそれもNHKのものといった地味なものになってくるわけだが、最近(ここ10~20年位)のNHKの変化ぶり~庶民への迎合ぶり?と言えばいいのか?には、ある意味失望している!いまや民放に倣ってのくだけた情報モノやクイズ番組が増えており、それはそれで視聴率アップや親しみやすさでは貢献しているのだろうが......

私が疑問符を付けたいのは、まずアナウンサーの質の低下である。まるで一昔前のフジTVのアナウンサーも顔負けで言い間違いが非常に多い!しかもそれを笑って誤魔化す、それも正にゴールデンタイムのニュース番組で! 

ピーンと張りつめた雰囲気でお堅い定番ニュースという権威を自ら貶めてきている。

そんなことはないという人は、21時からのNHKニュースと22時からのTV朝日の報道ステーションを比較してみてほしい。 キャスターの比較もしてみると、古館さんの方が言葉の選び方もしっかりしている。さらに、登場するコメンテーターの方等を比較しても、問題を掘り下げた深い意見や提案がある。


さて、表題の金曜夜の情報ライブ~時々拝見するのだけど、結局TBS土曜夜のたけし&安住アナの番組の2番煎じ。 コメンテーターの質も低いし.....

前回の特集~生活保護の不正受給のこと~でも元生活課のワーカで大学教授のもっともらしいのが出てたけど、少し的外れなこと言っていたし。 保護受給者のほとんどがPCや携帯などを持っていないことや一般の人は貯えもあるし......を挙げ、単純に最低賃金を超えているからってそれだけでは比較できないと。 確かにそうなんだろうが、(保護費の半分近くに当る)医療費などが無料という面に触れずしてそういうのは可笑しいと思ってしまった。 

不正受給している人がほんの一部だっていうことも私も認識しているし、やむを得ず生保になってしまった人も多い。仕事柄そういうのも認識し支援しているわけだが、医療費(場合によっては交通費も出る)や介護の費用がまるっきり無料なのは納得できないことで。

0.5割でも0.2割でもいいから、分かち合いするべきだと、不必要な薬をもらっている老人等見るにつけ思ってしまう。  私的には、一般の重度障害の方や幼児の医療費助成などについても一定の本人負担があるべきだと思うのだけど.....


広島ワールドミュージック&カルチャー
前回紹介しようと思っていたのがこの豪華4枚組CD~日本の`20~`40のジャズ 所謂洋風なポップスとでも言えばいいのだろうか? 西洋の影響を受けた流行歌をジャズと呼んでいた時代であった。

今は現存しないマイナーレーベルの戦前の佳作を集めたものだが、この当時から本格的なジャズが入ってきたことが伺わせられたり、ラテンあり、シャンソン、タンゴあり、日本の民謡を西洋楽器で演奏(その逆もアリ)の正しく和洋混交のものもあり、目目から鱗!

J-POPは正にここから始まっているとも言えるし、この当時から世界は繋がっていた!とそのレベルの高さに驚いてしまう楽曲もあり。 1920~30年代にかけてのハリウッドのミュージカル映画でのヒット曲、雨の中に歌ふ(singin`in the rain)やキャリオカ(アステア&ロジャースのダンスコンビの出世作のダンス曲)といった曲も殆ど1年以内のタイムラグで見事な日本語の歌詞で唄っているのはお見事と言うほかない! 以前、エノケンが(ファッツウォラーのスタンダードナンバー)‘浮気はしないよ!‘を見事な日本語で唄いバックの演奏と相まって独自の世界観を作り上げているー曲をゴンチチの土曜朝のFM番組でhttp://www.nhk.or.jp/fm/kaiteki/ たまたま耳にしぶっ飛んだ!ことがあったけど。 このアルバムもそれに近いものがある!


なかなかまだ全曲聴けていないのだが、正に温故知新である!


ニッポンジャズ水滸伝
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA%E6%B0%B4%E6%BB%B8%E4%BC%9D-%E3%82%AA%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%90%E3%82%B9/dp/B007SNYA3A/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1342197023&sr=8-1





今の政治や行政には勿論、連日TVを賑わしている番組等マスコミに対しても、やってることが下らん!とどうしても斜めに見てしまう~私だが! (その点は良いものは良いと 言えるよう反省しないといけない時もあるでしょうが......ビックリマーク 

好きな音楽などについて綴るより、さすがにマスコミにもよく取り上げられる身近なテーマについてコメントする方が、こんなショボいブログ( ´艸`)でも多少は反響ある。 それはそれで嬉しいことでもあり、また今日も書き込みをしてしまったぐぅぐぅ

ぺタしてくれる人の中には、まだメジャーでない芸能人や商売目的の人も多いのだが、なかなか心に響くものを綴っている人もいる~若い人の中にも~

その中で  元人見知りコンプレックスさん http://profile.ameba.jp/nainai086/  のブログには私の言いたいこと以上のものがありました! 若いっていいねえ~とも思うし

自分の現状や障害を受け入れつつ前に進むこと! 

ある意味、それができるから人を感動させることができるのであって、素晴らしいエンターテイナーにはそういう部分が必ずある!


広島ワールドミュージック&カルチャー















ニッポンジャズ水滸伝




世界の音楽や芸能とは離れた話題だけど、

23日のNHKスペシャル http://www.nhk.or.jp/shutoken/funin-sp/  は、妻が高齢出産で、一緒に不妊治療の為クリニックの門を叩いた者としても 少し考えさせる内容であった。

現在の不妊の原因の半数は男性側にあること、精巣の中から1億分の7の健全な精子を取り出したり、男性の不妊の治療の技術の進歩など ~ 目から鱗~  

そういえば、以前、新聞の夕刊のコラムに30代中旬から不妊治療開始、今は2人目の子がお腹の中にいる とある雑誌の編集長が、「仕事や自分磨きは何歳になってもできるが、出産は適齢期を逃したら難しくなる」と言っていたが、全くその通り。

TVの中では、不妊の原因を調べてもらうのに、夫側が変なプライドにこだわって妻と一緒にクリニックに行きたがらず、ようやく40近くなって妻に協力し、結局手遅れになったケースが紹介された。 自分が不能だと言われるのが嫌だったのか?よく分らないけど、私の個人的な経験では、精子を持っていって検査してもらう等~全く抵抗感なかった! だって、女性はそれ以上に覚悟決めて、それこそ子宮口を開いて中を見てもらう等も覚悟しているのに...........男性としてみっともない!と思ってしまう。

ただ、この夫もこれまでの経験をよくぞTVの前で話したと思う。


日頃生きてて思うのだが、どんな人にせよ、結局、変なプライドや体裁に惑わされず、まず今の自分の現状を受け入れていくしか 前に進めないのだと思う。ある年齢以上になれば、必ず老化していき、病気になったり障害を持ったりするわけで...........

このスペシャル~これからもシリーズとして放映されていくのだろうけど、親になる喜びを多くの人が味わえるよう願ってやまない!

いよいよ消費税が上がるのか?という最近のニュースだが、その一方で、社会保障と税の一体改革は結局、次の総選挙を経ないと何も決まらないのは、一般国民の立場からも、某医療機関所属で地域福祉の仕事をしている立場からも、何やってんの!!と言いたくなる!


年金にしろ医療にしろ、選挙目当てや八方美人的な政策で、小手先の経過処置とやらを設けて、面倒なことを先送りしてきたことが、国民一人当たり800万超の大借金を抱えることになっているわけで。


社会保障に関しては大規模な改革が必要なはずなのに、殆どの政党はそれに対して何も発信してないも同然! 例えば、暫定処置で70歳以上の医療負担原則2割→1割していることや 健康保険や年金の第3号被保険者は実質保険料負担してないのに給付が受けれる不公平感、生活保護の生活面だけでなく医療もタダという不公平感 など 枚挙いとまなく 沢山の不公平がまかり通っている と思う。


消費増税について、負担を分かち合わないといけないという首相の説明はもっともな事ではあるが、それなら、社会保障の制度上でも分かちあいを早急にするべきだと思う。 弱者救済の名の下に、毎日あくせくして働いている者の方が、損をする社会にしていてはいけない。


また、医療と福祉の無駄に関しても、厚労省の役人の制度設計の段階から大風呂敷を広げすぎた面もあり。やみ雲な薬の処方や検査をしている医療機関は未だにあるし、私も仕事柄よく見かける 介護の事業所のことについても、数年に一回の小手先の報酬改定での事務処理の手間、医療と介護の負担割合の違い、介護認定調査の莫大な費用、介護予防事業と題しての転倒予防教室参加費用の補助、介護予防が必要と思われる(全高齢者の5%←某学者のずさんな統計による)特定高齢者の洗い出しの費用 等など メスを入れるべき無駄も多い!


まあ~こういうことに無関心なり、対岸の火事的な立場の人は今でも多いわけで、それが現代日本の現状なのかな? 一言で言えば、自分も含めショック!だらしがない大人 の多い社会?