今の時期梅雨から夏にかけて、顔、首、腕などに突然線状のひりひりした一見火傷のような発疹が出ることがあります。これは線状皮膚炎といい、アオバアリガタハネカクシという虫が原因でおこります。アオバアリガタハネカクシという虫は、体長6.5~7.5㎜でアリのような形をしています(写真)。
この虫の生息地は水田、池、川岸などですが、夏には灯火に飛来します。この体液中にはペデリンという有毒物質がありこれに接触すると線状皮膚炎の原因となります。虫を払いのけると、体液が線状につき、数時間すると痒みのある赤みが出、一部が膿をもった水ぶくれとなります。このような発疹を見たときは、皮膚科専門医を受診し、適切な治療を受けましょう。
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