ダイアナクラールの”Live in Paris”は間違いなく名盤になると思います。 収録曲の中に、”I've got you under my skin”というスタンダード曲がありますが、この意味をご存じですか?

 
$宇都宮医院日記

1936年のMGMミュージカル映画 「踊るアメリカ艦隊」 のために作られたナンバー。 コール・ポーターの作詞・作曲、「I've Got You Under My Skin」、直訳すれば「あなたが私の皮膚の下にいる」皮下脂肪?皮下注射?なんじゃそれはという感じです。 英語では誰かを好きになるという感情を「むずがゆさ」という皮膚感覚でとらえる発想があり、「itch for you(あなたが好きでたまらない)」と「むずがゆい」の意味の「itch」を使うことがあります。 つまり、表面的な「好き」ではなく、あなたが心の奥まで入りこんでしまった、ちょっとむずむずする歯がゆい気持ちと理解できます。







私の内にあなたがいる
私の心の奥底にしっかりすみついてしまったあなた
思いがあまりに深くて、もう私の一部みたいになってしまった
私の心に入り込んでしまったあなた

もちろん必死で抵抗したわよ
「こんな恋がうまくいくわけがない」って自分に言い聞かせもした
でもどうして抗うことができる?
こんなによくわかってるのに
あなたが私の中にいることを

あなたと一緒にいられるなら
何だって犠牲にするわ
でも夜になると耳のそばで
何度も何度もこんな警告が聞こえるの
「ばかだなあ、君には無理な恋だよ
頭をひやして 現実を見てごらん」

でもあきらめようと思っても
あなたを思うだけで
また恋に引き戻されてしまう
だってあなたは私の一部になってしまったから


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