カシラのおっちゃん | エラー|Ameba(アメーバーブログ)

カシラのおっちゃん

これまで色んな人との出会いがありました。

その中もで何人かヤのつく実業家

つまり極道の方がいます。

その世界に入門した過去があるわけではありません。

いわば準構成員として不思議と可愛がって頂きました。




これは最初に出会った極道、カシラのおっちゃんの話です。




今、思えば小学校に入るか入らないかくらいの時分に

テレビニュースで某大組織の四代目組長が

「なんじゃーわりぁーヾ(。`Д´。)ノ」

と捜査員に向かって鬼の形相で叫んでいる姿を見たときに

「世の中には、こわい人がいるなぁ…(°д°;)」

と初めて極道という存在を知ったのを鮮明に記憶しています。







それからは気にもとめていなかったの極道の方々ですが

中学校の時に出会ったのが、その大組織の3次団体M組の

若頭を務めていたカシラのおっちゃんです



当時は何々組とか若頭とかの意味は全くわかりませんでしたが

おっちゃんの周りのおっちゃん達が「カシラ!カシラ!」

と呼んでいたので僕たちも『カシラのおっちゃん

自然と呼ぶようになりました。




ある日公園で僕たち2~3人がイチビリしていると

何処からとも無くデッカイ犬をつれて現れたと思ったら

よく分からない説教を始めたのがカシラのおっちゃんです。



それから数日後、その公園内でカシラのおっちゃん中心に

小さな小さな組織が旗揚げされました。

さしずめ

五代目○○組■■組内△△組 

   カシラのおっちゃんと悪ガキ組

といった感じでしょうか。



いろんな武勇伝?や有難い説教?を毎日聞いてて分かって

きたことがありました。

・おっちゃんは英語が全く分からないということ

・どうも本物の極道で組の中では偉いということ

・カシラは役職名で本名は別にあるということ

・小学校中退くらいであるということ
・つれてるデッカイ犬はメスだということ

・白の上下スウェットが好きだということ

・刑務所に入ったことがあるということ

・サングラスは度が入ってないということ

・志賀勝さんに似ているということ


週刊誌や映画で出てくるようなヤクザの方とは、かけはなれていた

カシラのおっちゃんが僕は大好きでした。