久高島で迎える朝。

お世話になった 小やどsawaさんは
素泊まり。
なのに、良かったら食べて〜と
朝ごはんにおむすびを。
握りたて お豆ほくほくおむすびで
お庭見ながら朝ごはん。

外は 雨。
本当ならチャリンコ借りて
島を一周したいところ。
だけど、雨なので徒歩で。
最初に、久高島宿泊交流館。
名前の通り泊まることもできるけど
こちらは
久高島に関する資料や写真が
展示されている民族資料室が。
中は写真撮影禁止。
島の歴史や文化、祭祀についての記録が。


★沖縄の歴史 備忘録★

ある日 久高島のさらに東
ニライカナイという異界の楽園から
アマミキヨという神様がやってきて
久高島のハビャーン(カベール岬)に
降り立ち、琉球国を作った。
今大切にされている御嶽は
アマミキヨが住んだ 立ち寄った場所と
されていて沖縄の各地(特に南部)にある。


久高島宿泊交流館を出て
島の中央西側にある
琉球七大御嶽のひとつ
フボー御嶽へ。
こちらは琉球開びゃく神話にも登場する
霊威(セジ)のとても高い御嶽で
昔からとても大切にされてきた御嶽。
イザイホーやフバクワと呼ばれる祭祀をする
祭祀場になっており
何人たりとも出入りを禁ずと言われています。
何となく恐れ多いような…
入り口から御参りを。
久高小中学校。
入り口に守り神のシーサー。
道路挟んで真向かいには、保育園も。
なんてコンパクトな笑
久高島にある食事処『とくじん』さんで
島御膳。
お刺身美味しい。

『とくじん』さんの窓
島ネコがのんびり、あくび。 
兄弟猫かな?

アマミキヨが降り立ったといわれる
久高島のハビャーンまで行きたかったけど
雨でチャリンコ乗れないので断念。
(1人だったら濡れてもいいから
絶対行ったけど。
さすがに同じことを
母にはされられない^_^;)

また次回の宿題に。



13時のフェリーで
徳仁港→安座真港へ戻り
車で斎場御嶽へ。
ここは数ある御嶽の中でも、
沖縄最大の聖地。

琉球を治める代々の国王と
その国王と琉球王府を、霊的に護り
あらゆる神事を取り行ってきた
ノロと呼ばれる神女達。
その最高位
聞得大君(きこえおおきみ)。

ノロの中から国王によって選ばれた者が
聞得大君になるための儀式を
ここ 斎場御嶽で行ったそう。

斎場御嶽入り口で
先ほどまでいた聖地 久高島を見る。
久高島遥拝所
斎場御嶽には、
6つのイビ(神域)があるが
中でも1番有名なイビ 三角岩(さんぐーい)

さんぐーいは、奥まで行くことができ
奥からは、また久高島が見える。
なんとなく神聖な感じを受ける…


斎場御嶽を後にして
最後に立ち寄ったのは
玉城城跡。
こちらも、国王と聞得大君が
アマミキヨの聖地巡礼として、
立ち寄られた場所。
アマミキヨが住んだ 立ち寄った場所を
巡ることを 
東御廻り(あがりうまーい)という。


風化してしまって  なんとなく
石垣があるかな?くらいに
なってしまっている。

玉城城跡からは、綺麗な海が。
レンタカーを返して、空港へ。

母を乗せてのレンタカー旅
何かあったらと緊張したけど、無事に。
駆け足観光の二日間
沖縄の歴史に興味が湧いた。
沖縄の歴史をもっと調べて学んで
またじっくり廻りたいと思った
沖縄旅でした。

空港にて。
沖縄ぜんざいと大東寿司。