『女のいない男たち/村上春樹著』 | 内藤隼人の『謹慎生活』

『女のいない男たち/村上春樹著』



『女のいない男たち』は村上春樹さんの短編小説作品集で六つの短編小説を収録しています✏️📕


『女のいない男たち』の一番最初の短編小説の『ドライブ・マイ・カー』は濱口竜介監督が映画化して見事にアカデミー賞国際映画長編賞を受賞しました💐🏆️


『女のいない男たち』で個人的に一番好きな短編小説が『独立器官』です🧏‍♂️🎵『独立器官』のストーリーは主人公で作家の谷村はスポーツジムで度会と言う美容整形外科医と仲良くなります👨‍⚕️🎾度会は独身の五十二歳でこれまで遊びの恋愛を沢山して来ました👩‍❤️‍💋‍👨ところがある日度会は不意に激しい恋に落ちます🥰相手は十六歳年下の人妻で五歳の子供が居ました👨‍👩‍👦それ以降度会の姿はスポーツジムに現れず谷村は度会と会う事が無くなりました🏊‍♂️🈚その二ヶ月後に度会の秘書の後藤と言う男から谷村に電話が有ります📲後藤は谷村に「度会が人妻との恋にのめり込み過ぎて拒食症になって亡くなった…😢」と報告します👨‍💼そして後日谷村は後藤と会って、後藤から度会の遺品のスカッシュ・ラケットを受け取るのでした…という話です🤣


恋煩いする程の深い恋愛をして亡くなってしまった度会の言葉と気持ちは、谷村には秘書の後藤からの話だけで詳細は分からないんですよね🤔個人的には村上春樹さんがこれまで書いて来なかったテーマの短編小説で初めて読んだ時は凄く驚きましたね✨🤗


村上春樹さんの作品を読書好きで未読の方には、是非、お薦めしたい《日本を代表する偉大な小説家📚️》ですね😀