『食べられた男/阿刀田高著』 | 内藤隼人の『謹慎生活』

『食べられた男/阿刀田高著』



『食べられた男』は阿刀田高さんのショートショート小説集で四十一編の作品が収録されています📕🎵今日はその中から二編のショートショート小説を紹介します✏️🧏‍♂️


①『オフィスの幽霊』 私の会社のN君が意地悪で有名なS課長の部下になりました🏢やがてN君は仕事のミスを会社の皆の前でS課長に罵倒された事を悔やんで、会社の屋上から飛び降り自殺してしまいます…😢その数日後何とN君の幽霊が私の前に現れます😵❗私は怖くなってN君の幽霊に「化けて出るならS課長の前に出ろ❕」と言います👨‍💼するとN君の幽霊は「でも俺はS課長の前には恐くて出られないんだ…👻」と答えるのでした…という話です🤔


②『会社更生法』 業績不振の会社が無駄な会議をしている所にコンサルタントを名乗る男から「調査の結果を伝えます📊」と言って、幹部の皆をバスに乗せます🚍️そしてそのバスは崖から落ちて幹部は全員死んでしまいます…🤣結果的に幹部を一新した事でその会社の業績は回復するのでした…という話です🤗


『食べられた男』には他にも沢山の面白い話が詰まった楽しい一冊です📖🥰


阿刀田高さんの小説をミステリー小説好き・読書好きで未読の方には、是非、お薦めしたい《博学の優れた小説家📚️》ですね😀