『エーゲ海に捧ぐ/池田満寿夫著』 | 内藤隼人の『謹慎生活』

『エーゲ海に捧ぐ/池田満寿夫著』



『エーゲ海に捧ぐ』は池田満寿夫さんの短編小説作品集です📕🎵表題作の他に『ミルク色のオレンジ』・『テーブルの下の婚礼』が収録されています✨📖因みに池田満寿夫さんは『エーゲ海に捧ぐ』で1977年に芥川賞を授賞しています💐🏆️


『エーゲ海に捧ぐ』のストーリーは主人公で彫刻家の「私」はサンフランシスコのスタジオに居ます🤗私にはアニタと言うイタリア人女性の愛人が居て、スタジオでは裸のアニタを女性カメラマンのグロリアが撮影しています📷️🧏‍♀️そこに東京新宿に居る私の妻のトキコから国際電話が掛かって来ます🌎️📞トキコは私に「金髪の愛人と居るんでしょう😠💨」と執拗に私を責め立てます🤣私はトキコの怒声を聞きながら次第にグロリアとアニタの裸体に魅せられてゆく…という話です🤔


『エーゲ海に捧ぐ』の他の二つの話も性的描写の強い官能小説です✏️🥰


池田満寿夫さんの作品を読書好きで未読の方には、是非、お薦めしたい《優れた芸術家・小説家📚️》ですね😀