『東海道戦争/筒井康隆著』 | 内藤隼人の『謹慎生活』

『東海道戦争/筒井康隆著』



『東海道戦争』は1965年に刊行された筒井康隆さんの第一短編小説集です📖✏️本書は九編の短編小説を収録しています📕🎵


表題作の『東海道戦争』のストーリーの主人公は大阪市内で家族と暮らすSF作家の「俺」です🤗ある日俺が外出すると武装した市民と空には巨大軍用機が飛んでいました✈️突如として大阪対東京の『東海道戦争』が始まったのです😵❗既に俺のガールフレンドで女子大生の邦子は志願兵になっていました🔫🧏‍♀️そして何時の間にか俺も徴兵されて最前線に配置されます🤔しかし土嚢の向こうから現れたのは見た事の無い装甲車や戦車の大群でした…🆚💥驚いた俺は逃亡すると負傷者が収容されている病院車に向かいます🚑️そこには泣いている邦子の姿が有りました😭俺が邦子を助けようとすると装甲車の砲弾が飛んで来て、俺は左腕を失う重症を負い邦子は吹き飛ばされてしまいます💣️🔥最後に俺はせめて邦子を撃った装甲車を道連れにする為、自分の手榴弾の信管を抜くのでした…という話です🤣


『東海道戦争』は初期の筒井康隆さんが描いたナンセンス・コメディー小説の名作で他の収録作品もとても面白いです🤭


筒井康隆さんの作品をSF小説好き・読書好きで未読の方には、是非、お薦めしたい《優れた小説家📚️》ですね😀