『鹽壺の匙/車谷長吉著』 | 内藤隼人の『謹慎生活』

『鹽壺の匙/車谷長吉著』



今日はいよいよ大晦日ですね📅🤗自分には特に大晦日らしい出来事も無いので車谷長吉さんのデビュー作の短篇小説集の『鹽壺の匙』を取り上げます🆕🎵


因みに車谷長吉さんは『鹽壺の匙』で早くも三島由紀夫賞を受賞しています💐🏆️


『鹽壺の匙』の内容は六作を収録した短篇小説集です📖👓️その六作は二十年間という歳月を掛けて文芸誌に発表して来た作品です📕小説家になるというのはかくも難しい事なんですね😢✏️収録作品の中でも表題作の『鹽壺の匙』が一番インパクトが有りますね🔫🧏‍♂️ストーリーは闇で金貸しをしていた祖母の姿と、優しくて繊細だった宏之叔父さんが若くして自殺する顛末が詳細に描かれています…🤣この身内の秘密を私小説で暴露した事で車谷長吉さんはしばらく実家や親戚から絶縁されたそうです…🤔


車谷長吉さんの小説を読書好きで未読の方には、是非、お薦めしたい《優れた私小説作家📚️》ですね😀