『伊坂幸太郎 作家論』 | 内藤隼人の『謹慎生活』

『伊坂幸太郎 作家論』



伊坂幸太郎さんは2000年に『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞してデビューした小説家です🆕✏️


伊坂幸太郎さんはその後本屋大賞に何度もノミネートされる人気小説家になります🥰主な著書に『死神の精度』、『魔王』、『フィッシュストーリー』等沢山のベストセラーを出版しています🎸📕


自分が伊坂幸太郎さんの連作短編小説集で推したいのが『終末のフール』ですね✨📖ストーリーは「八年後に小惑星が地球に衝突して、地球は滅亡する😵❗」と宣言されて当初のパニックが収まった五年後の仙台市が舞台です🏙️八編の話が収録されているんですが、どの話も三年後の地球滅亡を意識しながら、『太陽のシール』では子供を授かった夫婦の葛藤、『鋼鉄のウール』ではキックボクシングのトレーニングに打ち込む主人公が描かれています🥊そして最終章の『深海のポール』では本書のテーマで有る「人は避けられない死が有ったとしても、それまでは前向きに明るく生きて行こう🎵」という著者の伊坂幸太郎さんのメッセージに沿った物語が描かれています🤗ラストシーンではそれまでの登場人物が集まって彼らの近況が明かされる場面は凄く感動的です🤔


伊坂幸太郎さんの作品を読書好きで未読の方には、是非、お薦めしたい《とても優れた小説家📚️》ですね😀