12月は急なご依頼が多く、
ブログの更新があまりできませんでしたが、
これからまたガシガシ書いていきますので、
よろしくお願いいたします。
「向田邦子の遺言」向田和子
事故で亡くなった向田邦子さんが遺していた遺言について
実の妹さんが書かれた本です。
遺言そのものというよりも
家族関係についてほのぼのと綴られています。
が、私としては、やはり遺言のほうが気になります。
この遺言、専門用語でいうところの「自筆証書遺言」というものです。
自筆証書の場合、法律的な要件を満たさないと無効になる恐れがあるのですが、
向田さんの遺言は思いっきり無効です(笑)。
著者もそこは認識していて、
「日にちも特定できない、ちゃんとした署名もハンコもない、
おまけに内容は辻褄が合わないし、現実とも違っている。
凄い遺言状ではないか」
と書いています。
まあ、このご家族は遺志を最大限に尊重して
財産などの分配ができたということなので
これも立派な遺言なのでしょう。
でも、やっぱり専門家としては
「公正証書遺言」をお勧めします。
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