X'masを1日過ぎた26日夜。

東京オペラシティホールで上演されたGACKT×東京フィルハーモニー交響楽団『華麗なるクラシックの夕べ』で,幸運にも夢のような2時間を過ごすことができました(*^^*)

今年で2回目の開催。
昨年のDVDで慌てて予習したものの,何せGACKTさんのコンサート。

普通のクラシックコンサートのマナーで許されるのか,特別なルールがあるのか,クロークにコートを預けるまで不安と緊張。

でも,ホールに足を踏み入れた瞬間,その美しい造りに思わず溜め息が。
まるで教会のような暖かみのあるホールに洩れ聴こえる楽器の柔らかな音。

バイオリン,コントラバス,ファゴット・・・大好きな音色が次々と重なり,空間に広がってゆく今宵だけの特別な世界。

義経秘伝の記憶を辿る劇曲,切ない気持ちをなぞる「P.S.I LOVE U」,次のSeasonの義経秘伝を彷彿とさせる壮大なLove Song「暁月夜」,そしてまさかの「GOAST」

オーケストラで奏でる楽曲は,耳馴れているはずなのに,「初めまして(*^^*)」と「おかえりなさい」が交ざったような,不思議な気持ち。

20分の休憩を挟み,上質なスーツに身を包み,髪を短くした清廉な姿のGACKTさんが登場し,第二部がStart。

まるで,この時代を象徴するかのような「Kagero」
祈り,願いを込めるように丁寧に歌い上げる久しぶりの歌声が,身体の隅々まで浸透してゆく心地よさ。
草木が水を吸い上げるように,心が潤ってゆく時間。

「Last Song」は・・・
ただ心が痛かった。
心の中で「ごめんなさい」を繰り返した一曲。

そして,私を善と悪,生と死,畏れと勇気,愛と憎しみ,理性と狂気の淵に縛り,その歌が放つ魔力の虜にして止まない「CLAY MORE」

会場の誰もが「私のために」と錯覚するのでは!?(笑)
と想わせる「Love Letter」

アンコールでは,この季節ならではの,あの名曲「12月のLove Song」を力強く歌い上げての2時間。

外は,痺れるくらいの寒い夜でしたが,暖かな愛に包まれながら帰る家路なのでした(*^^*)

「来年も,また行こう」

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