実のところ・・・被災地への想いを綴るのには,迷いがありました。

何度か東北へ足を運ぶたび,すべての被災者があの日を忘れないで欲しいと願っている訳ではない・・・という声に気づかされたからです。

失ったものの大きさが辛すぎて,前を向くことでしか時間をやり過ごすことが出来ない御家族にとって,3.11に向けての報道や励ましのエールは,否応なしに「忘れたい過去」へと引き戻すトリガーでしかないと。

色々な気持ちが共存する被災地での支援活動の難しさに,今も進退と後退を繰り返しながらの活動を続けています。

一人一人が異なる被災者の気持ちと向き合いながら,自己満足ではない,真に被災地のための支援活動が展開できればいいな・・・と自分に言い聞かせる毎日です。

昨夜の拙いブログに,心からの想いが伝わるメッセージを多数頂きました。
本当に有難うございました(*^^*)