小さい頃から,物語の世界が大好きだったこともあり,大人になった今でも,本や映画は人生に欠かすことの出来ないスパイス
年間の消費数もかなりの数・・・?
今年は,少しずつですが,色んな作品をご紹介出来ればいいなぁと想います
という訳で,記念すべき新春第一本目は・・・
『プリンセス・トヨトミ』
年末,馴染みのレンタルショップで僅かな在庫からチョイスした一本
ん?
なぜこの作品かって?
堤真一さん,好きなんですよね~~~(*^^*)
SPの渋い役~容疑者Xのくたびれた中年役まで,幅のある演技に魅せられます
それでいて,プライベートでは意外と三枚目(笑)
人間的な興味を擽る俳優さんです
さて・・・。
この『プリンセス・トヨトミ』
我らがよく知る「大阪」は,日本に在りながら,その実,1つの独立国家として存在している。
その国家レベルの秘密を,会計検査員が暴いていく・・・というStory。
こののtyuya的ポイントは3つ
今の日本が失いつつある,父親から息子への志のバトンリレーが物語の底力になっていること
大人が忘れつつある秘密へのワクワク・ドキドキ感が散りばめられていること
大阪が舞台であること
父と息子は一生に一度だけ,大阪国の中枢へと続く廊下を歩きながら,「自分が何を守るために生きるのか」を語り継ぎます。
それは,父が息子を一人前の大人と認める瞬間であり,息子が父から志を受け継ぐ瞬間でもあります。
現代はとかく忙しく,家族団欒の時間さえ,ゆっくり過ごすことが許されない時代。
でも,だからこそ父から子へ,人生の道を差し示す時間を持つことが大切なのかも知れません。
そして,もうひとつ。
大人になって,忙しさの中に置き忘れてしまうのが好奇心。
「あの扉を開けたら・・・」
「あの角を曲がったら・・」
そんな,子どもの頃に空想して楽しんだ秘密が,この作品には沢山散りばめられています
プリンセス自身も,自分が何者かを知らないまま,街の人々に見守られながら,強く成長していきます。
私たちも実は一人一人がプリンセスで,今すれ違ったあの人や,さっき微笑んでくれたあの人に,愛され見守られながら生きている・・・そう想うことで,厳しい現実を少しやり過ごすことが出来そうだと思いませんか?
そして何より,この物語の成功の鍵は,舞台が「大阪」だったということ。
人も街も,大きなエネルギーの渦のうねりに乗りながら生きている・・・そんな印象を受ける大阪。
決して波に飲まれず,流されず,逆に波を押し返す力を秘めた人々。
大阪が元気なのは,そこに暮らす人々が,大阪を誇りに思い,心から愛しているから・・・。
そんな人々が暮らす大阪だからこそ,愛国心をテーマに掲げたこの作品の舞台として,映画を支える力になったのだと想います。
と,好き勝手にお喋りしちゃいましたが,興味を持たれた方がいらっしゃいましたら,ぜひご覧ください
では,またの機会に
サイナラ サイナラ サイナラ(笑)
年間の消費数もかなりの数・・・?
今年は,少しずつですが,色んな作品をご紹介出来ればいいなぁと想います
という訳で,記念すべき新春第一本目は・・・
『プリンセス・トヨトミ』
年末,馴染みのレンタルショップで僅かな在庫からチョイスした一本
ん?
なぜこの作品かって?
堤真一さん,好きなんですよね~~~(*^^*)
SPの渋い役~容疑者Xのくたびれた中年役まで,幅のある演技に魅せられます
それでいて,プライベートでは意外と三枚目(笑)
人間的な興味を擽る俳優さんです
さて・・・。
この『プリンセス・トヨトミ』
我らがよく知る「大阪」は,日本に在りながら,その実,1つの独立国家として存在している。
その国家レベルの秘密を,会計検査員が暴いていく・・・というStory。
こののtyuya的ポイントは3つ
今の日本が失いつつある,父親から息子への志のバトンリレーが物語の底力になっていること
大人が忘れつつある秘密へのワクワク・ドキドキ感が散りばめられていること
大阪が舞台であること
父と息子は一生に一度だけ,大阪国の中枢へと続く廊下を歩きながら,「自分が何を守るために生きるのか」を語り継ぎます。
それは,父が息子を一人前の大人と認める瞬間であり,息子が父から志を受け継ぐ瞬間でもあります。
現代はとかく忙しく,家族団欒の時間さえ,ゆっくり過ごすことが許されない時代。
でも,だからこそ父から子へ,人生の道を差し示す時間を持つことが大切なのかも知れません。
そして,もうひとつ。
大人になって,忙しさの中に置き忘れてしまうのが好奇心。
「あの扉を開けたら・・・」
「あの角を曲がったら・・」
そんな,子どもの頃に空想して楽しんだ秘密が,この作品には沢山散りばめられています
プリンセス自身も,自分が何者かを知らないまま,街の人々に見守られながら,強く成長していきます。
私たちも実は一人一人がプリンセスで,今すれ違ったあの人や,さっき微笑んでくれたあの人に,愛され見守られながら生きている・・・そう想うことで,厳しい現実を少しやり過ごすことが出来そうだと思いませんか?
そして何より,この物語の成功の鍵は,舞台が「大阪」だったということ。
人も街も,大きなエネルギーの渦のうねりに乗りながら生きている・・・そんな印象を受ける大阪。
決して波に飲まれず,流されず,逆に波を押し返す力を秘めた人々。
大阪が元気なのは,そこに暮らす人々が,大阪を誇りに思い,心から愛しているから・・・。
そんな人々が暮らす大阪だからこそ,愛国心をテーマに掲げたこの作品の舞台として,映画を支える力になったのだと想います。
と,好き勝手にお喋りしちゃいましたが,興味を持たれた方がいらっしゃいましたら,ぜひご覧ください
では,またの機会に
サイナラ サイナラ サイナラ(笑)