こちら忠達。
私は、MGSから人生の哲学を学び、君に伝えることで、君の夢実現をサポートする。
君はMGSをプレイしていて、セーブをした時にメイ・リンからこんな通信を聞いただろうか?
「中国の格言に『一日(いちじつ)快活なるは千年に敵(あた)る』っていうのはあるわ。
一日を愉快に過ごせたなら、それは千年の楽しみにも相当するっていうような意味よ。
とにかく、ゲームをする暇があるってのは幸せな事だもん。遊べる時には目一杯遊んどこ?」
この通信を聞いた君はどう感じただろうか?
少し、自分の過去を振り返ってみてほしい。
今まで生きてきた中で、一日ずっと愉快に過ごせた日はあるだろうか?
恐らく無いだろう。
何故だか考えてみたことはあるか?
今こうしてこの文章を読んでいるのは何故だ?
文字が読めるのは?
PCを使えるのは何故だ?
答えは簡単だ。
それは、今までの「経験があるから」だ。
では、何故一日愉快に過ごせた日がこんなにも少ない、もしくは無いのか?
それは、君が描いている「理想」、
「理想」という「概念」が、君を苦しめている原因の一つでもある。
君は何かをしようとした時、必ず「理想の状態」をイメージしているはずだ。
「成功のイメージ」とは違う。
「理想の状態」は全てが思い通りに行き、100点満点の状態だ。
これが「概念」となる。
対して、既に今まで経験したことがあることに関しては、
何も考えなくても自然と出来る。
それが「経験」によるものだ。
例えば、
君が筋トレをしている時、
毎日続けて行い、昨日よりも多く回数をこなせたとする。
その時には君は必ず大きな喜びと達成感を得ている。
しかし、理想的な体とはまだまだ違っている。
そして、その理想的な体と今の体とのギャップに落ち込んだりしたことがあると思う。
昨日よりも回数が多く出来たことを喜ぶのが、「経験思考」=足し算方式
理想の体と今の体とのギャップに落ち込んだりするのが、「概念思考」=引き算方式
つまり、今まで一日を愉快に過ごせなかったのは、この「引き算方式で考えていたから」という事だ。
休日にはこんな計画を立てて、こういう事をして、
こうしていれば楽しく過ごせる。
と思っていたが、実際に休日になったら体が重かったり、
天気が悪かったりで、想像していた休日を過ごせなかった。
そうすると、一日を愉快に過ごせず、満足のいかない結果として記憶されてしまう。
しかし、「足し算方式」で考えてみよう。
まず、休日の時点で「昨日の仕事から解放された」、
そして、「昨日は時間が無くて読めなかった本が読める」、
「昨日まで進めたMGSが、今日はここまで進んだ」、「昨日クリアできなかったステージがクリアできた」
どうだ?
同じ休日でも、経験思考で考えてみると、とても楽しく過ごせるとは思わないか?
そうすれば、メイ・リンが言っていた格言の内容も頭に入るだろう。
すぐに頭を切り替えるのは難しいと思う。
まずは、日頃何も感じていない事、当たり前だと思うことに対して、
嘘でもいいから「感謝してみる」事をやってみるといい。
今、こうして普通に歩ける事。
電車で移動出来る事。
車で走れること。
落ち着ける空間でリラックス出来る事。
何でもいいから感謝してみる事だ。
今私はこの通信を聞いている君に、
心から感謝している。
ありがとう。
そして、君の夢は必ず叶うと信じて、
応援している!
君の健闘を祈る!