病院宛に“履歴書在中”という封筒を書留で送ろうとしたら係りの人に気付かれて丁寧な対応をしていただけました。

 

子供が中学受験に挑戦する時に受験料の納付に自分が銀行に出掛けたら窓口の方が小学校の同級生の母親(知りませんでした)で噂がパッと広まって大変な思いをしたことを思い出しました(それ以来は子供の手続きについては自宅近辺の銀行や郵便局は避けるようにしています)。

 

 

我が家は普通に中学受験を検討する環境ではなかったので本当に準備不足でした。心構えもなっていませんでしたが情報不足が特に酷かったです(中学受験塾の新学年が二月から始まっていることすら知りませんでした)。普通に中学受験塾に通わせている家庭からは“そういう目”で見られましたし『家にもお金があったら東海中学に進学させたのに』と“受験すれば誰でも東海中学に合格できる”という頭に羽の生えた方に絡まれたりもしました。

 

中学受験を検討されている時に車の買い替えに悩んでみえる話を聞いたことがありますが実際に外車率は高かったです。子供が中高の時に『国産ならせめてレクサス』とチラッと聞こえてきたこともあります。お金持ち自慢をされる方もいましたが“普通にお金を持ってみえる”方が圧倒的に多かった感じです。

 

 

小学生の時から通っていたスポーツを続けたくて子供本人が部活を決めたのですが『あの部活だけは止めておくようにアドバイスしたじゃない』と言われるような拘束時間の長いところでした。『東海生ならSEAくらいこなさなきゃ駄目よ』と強く勧められて説明会に出掛けたら子供が気に入ったしギリギリ部活と両立できそうで入塾を決めたりして中学生としての生活がスタートしました。

 

『我が家は中学受験塾の費用を中高の学費に充てるので精一杯なので中学に進学してからも塾が費用という記事は書くな』とクレームをつけられたこともあります。『SEAなんてサッサと辞めた方が良い』というアドバイスを頂いたりもしました。それぞれの立ち位置が違うと物の見方も変わるし意見も変わるのですが必要な情報と不要な情報を仕分けするのが大変でした。

中学進学と同時にグリーンコースに通わせるご家庭もありましたし両立できる部活を選択されていました。グリーンコースとSEA両方に通わせるご家庭もありました。関西の鉄緑に通わせるご家庭もありました。浪人する時にこの地域の予備校ではレベルが低過ぎるということで関東や関西の予備校に通う子もいました。

高三の夏まで甲子園を目指して頑張って現役で医学部に進学した子もいました。野球部は入部する時に塾と両立できないと宣言されるくらい拘束時間の長い部活ですが本人が頑張れば勉強と両立可能なようです。

塾が絶対に必要ということではないのですが有効に活用できればメリットがあることは確かです。中一の頃にPTAの集まりとかで塾について訊きまくっていた方がお子さんをSEAに入れられたのですが『ここに通っても学校の勉強の役には立たない』という理由ですぐに辞めていったようです。