『息子さん大学受験どうだった?家の子は浪人させても国公立には届きそうになかったから推薦で藤田よ。』と通っていた歯科医の奥様に話しかけられたことがあります。『医学部合格おめでとうございます』とお祝いして『家の子はどこにも合格できなかったので浪人することになりました』と伝えました。

 

青-青で三年違うのに“こちらからは”何も訊いていないのに訊いてこられたことに正直驚きましたが自分の方が世間からズレていたのかもしれません。優等賞には届かなかったけど優秀賞はいただいていたとか高二高三とA群を維持いましたとか一切伝えていなかったので優秀賞もとれていないしB群だと思われていたのかもしれません。

 

子供が名医に進学してから酷い目にあいました。

 

 

 

 

 

子供が東海中学に進学していても藤田に推薦で合格して大喜びする家庭もあります。推薦でも医学部には簡単に合格できないということです。

卒業生子女枠とか特殊なルートもありますが受験資格がないと関係ありません。

 

 

 

 

大学から門前払いされるような高校だとどれだけ内申点をとっても推薦で合格できません。それなりの高校で成績をキープして推薦してもらい他の条件もクリアするべく努力し続けないと推薦で合格できません。万全の準備をしたいと必死になって“無料の”面接講座をうけて個人情報を渡すと合格実績を医進予備校にかすめ取られます。

子供は面接が英語だったので後期も出願しようとして友達に相談したのですが『面接よりどうしてもセンターの得点が重視されるみたいだよ』と教えてくれたようです。塾でも相談したら『850弱得点した浪人の子が不合格で830ちょいの現役の子が合格した年があったから850以上とれてないなら止めておきなさい。多浪したいなら止めないけど。』とアドバイスされたそうです。

 

推薦で岐医に進学した子がいて『お前なら普通に名医に合格できたろう』と話したら『どうしても浪人したくなかったから』と答えられたそうです。子供が浪人した時に名市医の推薦の話を高校の時の担任にしたら『東海は現役優先で推薦している』ということだったそうです。

 

 

 

 

 

子供がお世話になっている高校で相談すると色々な事情が聞こえてきます。中高一貫校で“学校への貢献”を加味して推薦枠を決める学校があると聞いたことがあります(この地域の中高一貫校は私立ばかりです)。去年の名古屋高校の実績で名市大医に二人進学していて推薦で合格したのは一人だったのですが一人だけ推薦されて合格したのか三人推薦されて一人しか合格できなかったのかは在校生や在校生父兄が真剣に学校に相談すれば内々で教えてもらえるはずです。

 

 

 

 

 

 

子供が推薦に挑戦したい時に“権限を持っている”のは高校です。