子供が医学部に進学する時に“医学部を受験”することについてご意見をいただいたことがあります。子供は一緒に浪人していたし国公立大学は二年続けて前期・後期共に医学部を受験されてみえました。多分ですが我が家と同様に私大医学科は選択肢に入れられなかったのかもしれません。私大医学科にも届かなかったかもしれないし推薦も基準をクリアできなかったのかもしれません。

 

揉めたくなくて『MARCHくらいにしか合格させられなくて医学部受験について意見するな』ということをブログで書いたら息子さんがMARCHに進学されたアメンバーさんにブチ切れられました。事情を説明して誠心誠意謝罪しましたがアメンバーを解除されました。振り上げた拳を下すところがなかったのかもしれません。お子さんはバスケットボールを頑張ってみえて息子とは部活が違ったのですが運動部で頑張る子供を応援する親の姿勢は一緒でした。息子は始発の地下鉄で朝練に出掛け暗くなってボールが見えなくなるまで練習してランニングして帰宅する生活でした。

 

『子供の学校でも医学部を目指して勉強している子がいるけど子供にあんなことはさせられない』と言ってみえました。R4は東海中学より上の学校に通われていたので“地域の一番校”の事情をご存知なかったのかもしれません。子供の部活のキャプテンは高校の時に全国大会で優勝もして京大院に進学しました。高三のピアノの全国大会でゴールド金賞を獲られた先輩もいます。中高六年間主席を通されて名医に進学されました。ピアノの演奏活動を続けるために地元の大学を選択されたそうです。ショパンコンクールでも予選を通過されてTVニュースにもなっていました。国家試験にも合格されて研修されながらコンサートも開かれています。

 

『あれだけ部活を頑張っていたら大学受験は捨てているだろう』と思われていたのかもしれません。お子さんの学校では余程追い込んで勉強しないと東大レベルは狙えないので文武両道の意味をご存知なかったのかもしれません。