評価基準
大手中学受験塾では南女・東海・滝の合格人数で塾講師の評価が決まります(この三校の合格実績で集客に影響がでるからです)。講師の指導能力より優秀な子が何人入ってきてくれるかという運の方が重要ですが、結果を出し続けると大きな所属校に移動でき本部で講師を指導・管理するポジションに出世することもあるようです。子供がお世話になっていた頃は小学校に移れると餌をまかれていたそうです。南女・東海・滝の合格が普通に期待できるレベルの子達は特別待遇でしたしボーダー近辺にいる子達や頑張って成績を上げている子達の指導も手厚かったようです。子供本人に勉強する気があるかどうかは学生のバイトの家庭教師レベルでも見抜けます。親が子供をサポートする能力や気持ちについても同様に見抜けます。『六年生になると皆が頑張るので現状維持するだけで大変ですよ』と塾で指導されていましたが五年生の夏休みをどう乗り切るかで予兆が明確に出始めました。親子で頑張っているつもりでも成績が下がり始めると気持ちがおかしくなってしまうようです。既に結果をだしている子や結果をだそうとがんばっている“見込みのある子”が特別待遇になるのですが『特別待遇をしてくれないから家の子の成績が下がっていく』と逆恨みして塾に見切りをつけてしまうこともあるようです。プロ家庭教師というのは一匹狼の詐欺師です。全国規模の大手家庭教師センターでも真面な研修制度はありません。担当している子が志望校に合格しようが不合格だろうが評価には関係ないからです。一コマでも多く契約させてセンターに所属している他の詐欺師の分までカモを騙せるかどうかで評価されます。大手中学受験塾でお客様認定をされた家庭をターゲットにしてカモを探すので成績(偏差値)で困っている家庭が餌食にされます。『この成績なら東海中学の合格が狙えますよ』と絶対に無理なことでも平気で口にします(合格できなくても責任を取る気がないからです)。『今の成績は気にしなくて大丈夫です。これからどう対策していくかが重要です。』と言われると今の偏差値に苦しんでいる人の耳に優しいですがキチンと現状分析せずにまともな対策ができるはずもありません。キチンと対策した夏休みが終わって成績が更に下がっても『頑張って夏休みに勉強したことの整理が頭の中でついたら成績が上がります』と騙され続けて下さい。中学受験は浪人できませんから何年も騙され続けることはありません。まだそれでも大手中学受験塾は合格が狙えそうな子をサポートして合格実績をあげようとしますが詐欺師は金目当てでカモを探して餌食にするだけです。