マンガ原作で3回ほどTVアニメ化された作品だ。
初放映が2005年なのでもう10年以上前の作品になる。
昨年、アニメ化10周年記念企画が立ち上って、新作3話構成の劇場版が製作されたり、HDリマスターされたBlu-ray Boxが発売されたりしている。
このアニメ作品は良い作品だとは思うが、視聴した人によって感じ方が大きく変わる作品なのではないかと感じていた。
もし、その世界観やキャラクターに魅せられてしまったのであれば、唯一無二の作品になるほどのクオリティだと断言できる。
その世界観は他の作品には全くないものだ。
強いて言うならヨコハマ買い出し紀行という作品が醸し出す雰囲気が少し似ているかもしれないが、似ているだけでもちろん別物である。
このARIAというアニメーションはちゅにとっては唯一無二の作品になっている。
過去に放映された3つの作品とOVA、全て繰り返し視聴している。
原作のマンガも素晴らしいが、やはりアニメーションが素晴らしい。
特に音楽の使い方が他の作品にはない効果的な使い方がされている。
昨年度に公開されたこのARIAの新作劇場版は仕事の都合がつかず、観に行くことはできなかったのだが、10周年記念企画で発売されたBlu-ray Boxに3話構成の新作劇場版が1話ずつ納められるという。
第一弾であるアニメ化1作目のARIA The ANIMATIONのBlu-ray Boxだけはすでに発売されているので、新作劇場版ARIA The AVVENIREの3話構成の中の1話目を視聴した。
繰り返し視聴していたARIAシリーズのアニメーションも、ここ2年以上は観ていなかったので、2年ぶりくらいのしかも新作である。
期待度はかなり高かった。
しかしARIA The AVVENIREの第1話はその高く上がってしまった期待度を軽く超えていくほどの作品であったと言える。
そしてARIAという作品をどれほど自分自身が好きなのかを再認識することとなった。