今日、ニ回目の荷出しを行い、なんとか引越しを終えることが出来ました
とはいえ、あと1カ月ここに残る夫の荷物が残っていますが・・・。
いよいよ明日日本に向けて出発です
家具なしにしてはかなり荷物が多いと言われました。ロシおばさんやメキシコ人のママ友たちにたくさん不要なものをあげたりして減らしたつもりだったんだけどなー。モノっていつの間にか増えるものなんですね。
この大量の荷物をまた日本で開封して整理するのかと思うと、今から気が重いです
今日は、最後の最後まで友達が引越しやソフィーの遊び相手に付き合ってくれて、スーツケースのパッキングまでもテキパキとやってくれました。しかもすっごくキレイに!!自分の整理収納の下手くそさに呆れてしまいました(笑)。
今後もきっと引越しを繰り返すであろう我が家なので、もう少し上手に整理収納が出来るようになりたいものです。
そして今日はソフィーの幼稚園最後の日でした。
クラスメイトがお別れの会をしてくれたようで、先生に託したデジカメには「テ キエロー、ソフィー(大好きだよ、ソフィー」と言ってべシート(キス)をしてくれるお友達の姿が収められていました。
そして幼稚園でのソフィーの姿を映した写真をコラージュしたものや、クラスメイト全員の手形を取ったポスターなどをもらってきました。これはもう大切な大切な宝物日本で飾ってあげたいなと思います。
ソフィーとママからも先生やクラスメイト、そしてママたちにお礼の品物をメッセージを付けて渡しました。
お迎えに行って、園長先生や担任の先生にお別れの挨拶をしていたらお互いにウルウルと泣いてしまいました。
出来ることなら卒業まで通わせてあげたかった。。。だけど、ほんとにソフィーは幼稚園生活をエンジョイしていました。元気いっぱいのソフィーは男の子も女の子も関係なく一緒に遊んでいました。
私もソフィーもここでたくさん成長させてもらうことが出来ました。いいママ友にも恵まれました。
感謝感謝です。
午後からはお友達やメキシコ人ママ友がお別れを言いに家に来てくれました。
メッセージや頂いたプレゼントや交わすハグからお別れを寂しがってくれていることが伝わってきて、私も一生懸命「ありがとう!あなたと知り合えて嬉しかったよ!ずっと友達でいようね」と言いました。
スペイン語はいつまでたっても下手だったけど、それでもめげずにピニャータやデサジュノやママ友との夕食会、遊ばせ会などはなるべく参加するようにしました。最初はソフィーの為でもあったけど、自分もメキシコ人のママ達と仲良くなりたかったからです。ほとんどしゃべることが出来ず、いつも聞いてばかりだったけど(聞いてても分かんないことがほとんどだったけど)それでも参加するようにしました。
そんな私の様子をちゃんと見ててくれたママ友がいました。「いつも○○子はちゃんと集まりに来てて、笑ってたよね。スペイン語があんまり分かんなくてもいつもきてたよね。。。私が逆の立場だったら同じようには出来ないと思う。。。」と。そんな風に見ててくれて本当に嬉しかったです。そしてそのママ友は何度も「テ キエロ!(大好きよ)」と言ってくれました。
「テ キエロ(大好き)」「テ アモ(愛してる)」 短い言葉なのに、気持ちをちゃんと表わせるスペイン語のステキな表現です。ママ達はいつもいつも子どもに向かってこの言葉を投げかけます。
そして家族や友人や子ども達などと交わすアブラソ(抱擁)、ベソ(キス)。
この国の挨拶は人と人との距離がとても近いのです。交わすアブラソ(抱擁)の強さでお互いの気持ちの度合いを感じられたりして。
メキシコの子どもたちは常に「大好きよ、愛してるよ」と言われてキスされて抱きしめられて育つのです。
これって日本人にはなかなか難しい習慣ですが、メキシコ人の子ども達を見てるとみんなこの習慣をちゃんと受け継いで出来るようになっています。物は日本のほうが圧倒的に豊かですが、愛情表現ではメキシコはとても素晴らしいなーと思います。
私も日本に帰っても、自分の子どもにアブラソとべシートと言葉で愛情を伝えて行くことを続けようと思います。
メキシコ。モンテレイ。
最初にここに降り立ち、空港から家まで向かう車の中から見る街並みにショックを受けました。
夫が「アメリカっぽい街だよ」と言っていたのに、内心「どこが??」と思ったほど。
物の選択肢も少ないし、品質もイマイチなものが多かったし、時間にはルーズだし、始めはブーブー文句を言っていたような???
でもいつの間にかここでの生活が好きになり、今ではすっかり気に入っています。東京の戻るのがコワいくらいです。ここですっかり浦島太郎みたいになった私は東京の暮らしに付いていけるかな(笑)。
でも、メキシコ人から学んだこと、感じたことを忘れずに楽しんで生活しようと思います。
今日でこのブログも終わりです。
我が子の成長記録と毎日の生活の様子を綴った内輪のブログでしたが、次女が生まれてからはなかなかゆっくりとパソコンに向かう時間を作り出せず、タイムリーに書くことが出来ませんでした。
しかし、ソフィーやエレナっちの成長を書き留めることが出来て読みかえしてみると懐かしい思い出が甦ってきて、拙いながらも書いてきて良かったと思います。いつかソフィーやエレナっちにも読んでメキシコのモンテレイと言う街でこんな風に生活してたんだよと知って欲しいです。
2人家族から2人の娘がここで生まれ4人家族になったこのモンテレイは我が家にとって、とても大事な街になりました。
充実した楽しい3年半の駐在生活でした。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。