こちらの事件の本です


まず

また 父親不在



事件が起きてから面会には

毎月父親は通っていたらしいが

彼女を娘も何年間も放置して

父親業を放棄して

事件が起きてから父親ズラ


そんなので許されると思うなよな


大人しく真面目に働いていたんだろうけど

単身赴任とか聞こえのいい言い訳で

家族を見放したのは

父親 あなたでもある


母親ばかり批判されがちな気がするから

私はあえて父親の責任を

強く 強く 訴えたい

どのツラ下げて

おまえ 娘に面会にこれんの?



面会のほうが楽だよね

どんだけ 娘が苦しんだか

苦しむのも許されなかったか

何度も何度も絶望し

そして今度は 取り戻せない人生との

共存を強いられる


もしかしたら これからの人生で

母親へのそれよりも

あなたへの怒りを爆発させるかも


どちらからも愛されなかったと知る

彼女の絶望を

親として責任取りなさいよと

胸ぐらを掴みたい私は


結婚も出産も恋も

友達を作ることすら奪われ

出所後は おとうさん

あなたの介護でしょ?

 

ふざけんじゃないよ

どこまで 彼女を雑巾のように使うのか



もちろん

お母さんが娘にしたことは

人として最低だし

人格を破壊し

尊厳を踏み潰し

めちゃめちゃにした

これは 病院レベルだったのに

自分だけ逃げた父親が

この本にはあまり出てこない父親が

私は許せない


作者への批判じゃないよ


おとうさん あんた被害者面した

加害者だからね?


それにしても お母さんが娘にしかけた

ダブルバインドは

見事なものだった


母から叱責されたくない故に

磨き上げた観察力は

かなりの能力ではあったと思うが

お風呂まで毎晩一緒で

毎晩 母がウトウトするまでさせられた

マッサージ

体力気力を奪い尽くしてしまったんだろう

何度かの脱走も

未完に終わる


毎年受験のたびに

母校に調書を取りに行く恥ずかしさ

18歳と一緒に27歳が受験する

辛さ


かとおもえば

母娘で仲睦まじくディズニーランド


娘ははしゃぐ母を

薄い膜のベール越しにみていたようだ


ほんの少し私に似ている

なにもかも 向こう側のことに思えるから


楽しみも苦しみも

なんがなんだかわからなくなる人生

そして 受験に失敗するたび

いいえ 彼女の意見を言うたび

全否定し あなたのせいで不幸なのよと

罪なき罪をなすりつけ

罪悪感を抱かせ

コントロールしていく

居場所なんでどこにもなくて

居場所がなんなのかもわからない


それでも 母のためにと

土日は母に時間を神経を研ぎ澄ましていた彼女

まるで 生きててごめんなさい

とでもいうように


ほんとうに


よく生きてこられましたね


そう 背中を撫でてあげたい


生きづらいのは 親に育ててもらえなかった

母親の方なのに

見事に共依存して

踏み潰されてしまった彼女


わずか15分の面会のために

往復4時間かけてくる父を思って

面会を断っていた彼女

そんな彼女に

家族だからくるんだ

と父は言ったらしいが

 

あなたと家族になった思い出ないけど?



彼女に

自分が悪いんだ


もう そんなこと思わなくていいよと

伝えてあげたい





今日は読書と子供の通院

何事もなく 一日中が終わる

あー仕事しないってのも

いいもんだ


おやすみなさい💤