現在、思いつくままに、さまざまな工夫を試しながら、ブログを書いています。
いずれ、書いたものの順番を整理したり、内容を修正したりします。
今回は「そろそろ『酷語』の世界とお別れしませんか」です。
お悩みの子向けのブログ。
うちの子に、国語という科目はありません。
あるのは、「酷語だ」けです。
そうおっしゃる保護者の方もいらっしゃいます。
酷語に関して、3つほどの提案を書きました。
※指導の際に、小ネタとして使う目的で作った画像です。見落としがあれば、後日修正します。
①長い時間は、読めません。
「長い時間」と書きましたが、「長い文章」でも同じことがいえるかもしれません。
あるいは、特定のジャンルの文章だと、読むことがつらい。
特定のジャンルの文章だと、なんだか疲れちゃって、長い時間は読めなくなる。
国語の読解問題の場合、やはり、読めないと話にならない!
だが、読むことに関して、学年にもよりますが、体力に差がある場合も多々見られます。
読めないのに、テストでは読み進めることを強いられますよね。
だから、子どもはつかれちゃいますね。
つかれちゃうから、さらに読めなっちゃう。
バカもん!
読むための体力をつけなさい。
と子どもに言いたくなります。
ある程度読めないと、話にならないからです。
文章を読み進める体力をつけて欲しい。
「文章を読み進めることに慣れて欲しい」と言い換えられるかもしれません。
音読を活用したり、その子のレベルに合わせた読解問題を活用することもできるでしょう。
こういうことを計画的に進め、徐々に慣らせていき、体力をつけさせていく。(体力アップも図る)
②面倒くさくて、もどらない。
「もどらない」とは、ここでは、「設問の文を読んだあと、素材文にもどって、解答の手がかりを十分に把握していない」ことです。
例えば、選択式問題。
1、設問の文を読む。(ここで選択肢を読む場合も)
2、ページをめくって、解答の手がかりを探す。
3、ページを戻して、設問にある選択肢を見る。
4、ページをまためくって、解答の手がかりを確認。
5、ページをまた戻して、選択肢を見る。
6、続く……
(ページをめくる必要がない場合も、当然あります)
この面倒な作業が、問二、問三、問四、問五と続く。
つかれちゃいますよね。
つかれて嫌になっちゃいますよね。
「(子どもの心の声) もう根拠は確認したからいいよ。ウだよ、ウでいいよ」
「(子どもの心の声) 面倒くさいなぁ~。たしか、〇〇って書いてあったから、答えはアだよ、アでいいよ」
「(子どもの心の声) 『すべて』とか、強調の表現があるから、イがまちがい。だから、エでいい。もう、いいよ」
つかれると、いい加減になりますよね。
仕方がないですよね。
バカもん!
必要なだけもどる体力をつけなさい。
※この体力は「慣れ」と表現もできるでしょう。
③ 細かい分析、つかれちゃう
②に関連しています。
例えば、選択式問題。
解答の手がかりを見て、どういうことが書かれているのかを判断する。
選択肢と選択肢を比較する。
こういうこと、細かくやると、つかれますよね。
フラフラになりますよね。
例えば、記述答案の作成。
「~うれしい」という心情を表す言葉だけで終わらせるか。
いや、まてよ。少年が老人に感謝している様子も書かれているよな。
「うれしくなり、感謝している」と、「感謝」も付け加えた方がいいのか……
こんなこと考えていると、クタクタになりますよね。
嫌になっちゃいますよね。
解答の手がかりを見て、どういうことが書かれているのかを判断する。
選択肢と選択肢を比較する。
ここにも体力の差があるんです。
ねばり強く分析を続けることができる子と、すぐにあきらめてしまう子。
「もういいよ、よくわかんない。よくわかんないから……はい、書けない☆」
「もう頭がパンクしちゃうよ。問二も問三もイだったから、問四はエでいいよ」
文章を読んで、つかれて、いい加減になる子もいるようです。
バカもん!
分析するための体力をつけなさい。
※この体力は「慣れ」と表現もできるでしょう。
④ 意識を変えさせる・演習量・身体の動き
④からは続き。
ご希望の方がいれば、早めに思うところを書きます。
だいぶ遅くなるかもしれません。
本日は、長くなりそうなので、後にまわします。
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