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現在、思いつくままに、さまざまな工夫を試しながら、ブログを書いています。

いずれ、書いたものの順番を整理したり、内容を修正したりします。

 

今回は、「国語なんて、傍線部の近くを読めば解ける!」です。

 

どちらかというと、お悩みの子向けの内容です。

 

傍線部の近くを読めば解ける。

本当にそうなんでしょうか。。。。

 

※指導の際に、小ネタとして使う目的で作った画像です。見落としがあれば、後日修正します。

 

 

① 結果的に……

 

例えば、物語文。

 

場面を意識して、問いを設けることもある。

 

例)

 

初めの方の場面で、物語で起きているできごと(登場人物の悩み)や、その悩みに対する登場人物の気持ちを聞いてしまう。

 

問2 最初の場面に書かれた、この物語で起きている「できごと(登場人物が抱える悩み)」に関する問題。 (配点5)

問3 最初の場面に書かれた、その「できごと(抱えている悩み)」に対する登場人物の心情に関する問題。(配点5)

 

その物語の展開にあわせて、途中の場面で問4~問7を作成する。

 

そして、

 

問7 後半の場面にある、物語の展開を変えるような、「変化のきっかけになるできごと」に関する問題。(配点5)

問8 最後の場面で読み取れる、登場人物の成長に関する問題。(配点5)

 

など。

 

特に問2、問3は「傍線部の近く(前後)を読むだけで、解答の手がかりが見つかってしまうような問い」(言いかえると、場面の中に解答の手がかりが見つかるような問い)になっていることが多いでしょう。

 

以前、似たような内容をまとめました。

よろしければ、そちらもご覧ください。

 

↓↓

 

② お悩みの子

 

もちろん、傍線部の近く(前後)を見るだけでは解けない問題など、山ほどあります

傍線部の近く(前後)にこだわらせて、子どもを罠にはめる方法もあります。

また、ただ傍線部の近くを意識するだけでは、誤答につながり、良くない場合もあります。

 

そういう意味で、「乱暴な言い方だな」と思うこともあります。

 

だが、国語でお悩みの子の場合、こういった設問(基礎的な設問)で得点できていないことも多々あると思います。

 

そういう子に、「傍線前後をていねいに読むと、解答の手がかりが見つかることが多いよ」と語る。

それは一つのアドバイスとして、有効な面もあると思います。

 

また、「その手の設問だけで、国語の入試問題が作られている学校」もあります。

基礎的な問題だけで。

 

お悩みの子の場合、解くとき、まずは細部(傍線部の近く・前後)を意識して、解答の手がかりを探すのも良いでしょう。

 

 

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